「Google1強になってしまったらどうするの?」という質問をいただきました。前編

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コムサポのGoogle押し。今年は特に強くしていく予定です。Googleが好きとかそういうんじゃないです。Web上ではここが一番大事だと思っているから。

すると、こんな質問をいただきました。

「Google1強になってしまったらどうするんですか?ヤバくないですか?」

と。


Googleに囲い込まれてしまわないか?

おはようございます!普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク(@kasumi_kadoya)です!

まあ、仮にそうなってしまったとしても、我々にどうもしようがないわけなのですが。

「Google1強になってしまったらどうするの?」という問いに対してお答えする前に、現状どうなのかを見てみたいと思います。

私は正直言ってGoogle1強であることよりも今の状況が問題があると感じています。

現在、日本のGoogleはOTAの空き室データが表示

先日のお話した通り、日本のGoogle検索では現時点でGoogleホテルファインダーが実装されています。


地域名+業種で検索
※写真は「香住+民宿」

ちなみに上記は香住でも佐津地区の宿が3軒出てきています。これは「位置検索」機能が働いているから。検索した場所から近い施設を優先的に表示するアルゴリズムが働いています。その為、鳥取で、京都で、大阪で同じように「香住 民宿」で検索しても、出てくる宿一覧は異なります。(それでも自分の宿を上位表示させる方法はありますが、そちらはGoogleマイビジネス講座宿泊施設編でお話します)

例えば、この中で行きたい宿をクリックするとします。

すると、「空き室状況の確認」が現時点では広告枠になっており、OTAの空室データが表示されます。


私の宿の場合、楽天トラベルが表示

直予約ではないのです。ここの広告枠を各OTAが争っている。

更には、屋号検索をされても、OTAの予約動線がトップにきているお宿さん、多くないですか?


私の宿は対策として屋号を自社サイト広告で
購入し、OTAの広告が2番目に来るようにしている

つまり、Google広告を購入したOTAがより多くの予約を集める。そんな状態になってしまっています。

これにより、OTAの手数料負担が上がってしまっている。キャンセル保証もないのに10%以上の送客手数料を支払わなければならない、我々宿泊施設から見ると尋常ではない世界になってしまっています。

現在の状況は中抜きが増えすぎて普通ではない

事態はもっとマズい状態に進んでいます。

OTAが増えたことにより、OTAの価格比較をするメタサーチが登場しました。有名どころではトリバゴやKAYAK。最近はトリップアドバイザーも宿に関してはクチコミサイトではなく予約のためのメタサーチと化しています。

Googleが現時点で行っている「空き室状況の確認」(GoogleHotelAdsと言います)もある意味メタサーチです。そんな視点で価格一覧を見てみると・・・

某一流ホテルの空き室状況の確認(GoogleHotelAds)一覧
↓↓↓

比較サイトの中に比較サイトがある状態

いや、これカオスです。っていうか、手数料が3重にかかっています。

例えば現在、KAYAK.jpを選び、その中からブッキングドットコムを選ぶ、なんて状況になっています。


Kayak.jpの中からOTAを選んでいる状態

現在Web上では経由が経由してそれぞれで中抜きが平然と行われている、普通ではない状態なのです。

Webは本来直接つながるツールだったはず

Web本来の存在価値を考えてみましょう。Windowsが登場し、インターネットが普及した。私も1998年に宿のホームページを立ち上げた。当時はまだ旅行会社や案内所からの送客が多かった時代です。


まだ、OTAがなかった頃、手作りの
ホームページで集客できた時代があった

でも、ホームページで集客できた時代は2,3年で終わりました。軌道に乗った頃、宿泊予約サイトのじゃらんnetや楽天トラベルが登場したのです。宿同士の比較しやすさで、やがて直予約よりも予約サイト経由の方が多くなったんですね。

この傾向に対し、宿泊施設は店舗を持つ旅行会社(リアルエージェント)がネット上の宿泊サイト(OTA;オンライントラベルエージェント)に変わっただけという感じで、状況をすんなり受け入れてしまったのです。

直接つながるはずのホームページ、Webの仕組みにエージェントが入った瞬間です。

このまま国内OTA同士のシェア争いが続いていたのですがが、海外OTAの躍進、メタサーチの登場が、今のカオスな状況、普通ではない状態を作ってしまいました。

まず、多くの方に認識して頂きたいことは

今の状況は普通ではない

ということです。

私自身は普通ではないだけに

長く続くはずがない

と考えていますし、皆さんもそう考えてほしい。

利便性を高め、直接つながれるはずのWebで中抜きが増えて行っている。これは絶対におかしいと思う感覚を持つべきです。

では、Web環境が2,3年先を行っている海外ではどうなっているか。

既にGoogleHotelAdsの中に公式サイト(直予約)が入っています。


「公式サイト」直リンクが!

更には、ぜひ以下の記事をぜひご覧ください。

【特集】Googleからホテルを直接予約「Book on Google」に垣間見えるホテル検索の未来

米検索エンジン大手のGoogle(グーグル)が一部で提供するGoogleホテル直接予約の「Book  on Google(BoG)」をご存知だろうか?

「Book  on Google」とは、名前の通りGoogleからOTAやホテル公式サイトなどへリダイレクトせず、Google上で支払いを含むホテル予約をすべて完了できるサービスだ。しかし、このようなサービスは聞いたことはないという人も少ないだろう。

それもそのはずで、2018年11月現在日本国内で本サービスは提供されておらずアメリカ及びイギリスに限定して公開されているため。

今現在は一部地域に限定されているサービスとなるが、今後日本国内でも利用できる可能性はあり場合によってはこれまでのGoogleからのホテル予約体験を根底から変える可能性すらある。

Google上でホテルの予約を完結する「Book on Google」、ヨーロッパへ拡大で本格展開間近か

米検索エンジン大手のGoogle(グーグル)は、Google上でホテル予約を完結させる「Book on Google」をヨーロッパでも利用できるように対象範囲を拡大したことがわかった。

これまでGoogle上で「東京 ホテル」などの検索ワードで検索した際は、ホテルや価格の一覧が表示され、ホテル同士を比較しながら宿泊先を決めることができる。

しかし、ホテルの宿泊予約はGoogle上で行うのではなくリダイレクト先の公式サイトやBooking.comやExpediaなどのOTA等で予約する必要があった。

「Book on Google」は名前の通り、ホテルの検索から宿泊予約までを一貫してGoogleプラットフォーム上で完結させるもので、他社のWebサイトに遷移されることなくスムーズにホテル予約までできるのが特長だ。

いかがでしょうか。これが世界の流れです。そうなんです。まもなくGoogleから直接宿予約ができる時代になるのです。日本も2,3年後にはこの仕組みが上陸してくると私は予想しています。

この仕組みがあれば、OTAもいらなくなります。

先日、こんなツイートを見かけました。

私が注目したのはこちら。

4.情報視点
日本ではBooking*com以外の大手OTAの売上が「Book on Google」のせいで落ち始める

勿論、各OTAが対策を打ってくるでしょうが、私もそんな予感がしています。いえ、既に国内OTAは海外OTAにかなり多くの顧客を奪われていますし、利益も広告費やメタサーチの影響で奪われていると思います。

何よりもじゃらんnetや楽天トラベルという国内大手OTAの地域営業が今、手数料よりも広告収入の増加に必死になっていることでこの危機感が伝わってきます。

今、明らかに

じゃらんnet→「トリップAIコンシェルジュ」や「販促パック」等別収益の構築

楽天トラベル→送客手数料よりも広告販売の強化

により強く移行することで利益を確保させようとしています。

今後、国内OTAに依存して収益を強化させる宿と部屋提供しても全く送客のない宿に2極分化していくと思われます。

と同時に、来たるBook on Googleの登場を待つとともに脱OTAを開始し、直予約を強化する宿泊施設も顕著になってくるでしょう。

さて、、、

前置きが長くなりました。

Book on Googleの登場を待つとともに脱OTAを開始し、直予約を強化する。

この流れに移行するに当たって

「Google1強になってしまったらどうするの?」

という疑問にぶち当たるわけです。

長くなりましたので今日はここまで。

この問いには明日、お答えしたいと思います。
(ってあくまで私の予想ですけどねf^^;)

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