ガイドのプロフェッショナリズムをビジネスにも置き換えてみる

Pocket

もう去年の話ですけど、、、暮れに山陰海岸ジオパークのガイド交流会に出席しました。

山陰海岸ジオパークガイド交流会
私は討論テーマ2
「ガイドの広域化について」に参加

1府2県にまたがる広域ジオパークである山陰海岸を一人でガイドするのは難しい。それよりもコーディネーターが必要なんじゃないかって話になりました。

確かにお客様の立場から言えば、「どこに行けばいいのか?」「誰に聞けばいいのか?」がはっきりしない。各地域のガイドが他の地域を案内紹介できない。

ならばどこに行って何を楽しめばよいかを適切にコーディネートしてくれる人がいてくれると助かる。先日のロンドン出張で日本の観光業で問題になった点(個々の観光事業者が行っても、特定地域のPRをするだけでコーディネートができない)と同様です。

おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

さて、そんな話とはちょっと違いますが、今日は”ガイド”という職業からビジネスについて考えてみたいと思います。
 
まず、私は元々スキューバダイビングのプロガイドです。ダイビングの現地ガイドでウミウシにやたらと詳しいガイドがいたとします。そんな人が他のフィールド、初めてのフィールドに行った時、ついついウミウシに目がいく。やっぱりどこへ行ってもみつけるのがうまい。生態を知り尽くしているから。で、自分のフィールドとの違いを基準に色々な面白い話をすることができる。


私の元々のガイドベースはダイビング
 
何が言いたいかというと、現地ガイドはそこのポイントにおいてはナンバーワン。そこのことを知り尽くしているからってよく言うけど、どこか特定のポイントでガイドとしてのスキルを磨き上げた人はどこへ行っても、自分のフィールドとは異なる初めての場所でもその人独自の視点で初めて行った場所を面白おかしくガイドすることができる。少なくともダイビング業界はそう。あ、もちろん、そこで潜り込んでいる現地ガイドにしかわからない深みはリスペクトした上での話です。
 
なんでこんなことを思ったかというと、ジオガイドも同じなんじゃないかと。本来、一つのジオサイトだけをとことん突き詰めてガイド力を磨き上げた人は他のジオサイトに行ってぶっつけ本番でも面白いガイドができる。
 
「俺はここのジオサイトしかガイドできない」と断言するのであれば、それはパンフレットや看板に書かれているレベル、あるいはそこから深めた専門書に乗っているようなマニアックな解説ガイドできるけど、それ以上のガイドはできない。ましてやインタープリテーションなんてできないってことなんじゃないかなぁ・・。はっきりというと、それってプロのガイドではない。

プロフェッショナルなガイドは、自分のホームグランド以外でも比較することで独自性、個性を発揮できるものです。(ぶっつけ本番でOKというわけではありませんし、特に安全管理面での事前チェックは必要です。)

ビジネスでもプロフェッショナリズムを置き換えてみる

実はビジネスでも同じことが言えて、他業種、あるいは類似のビジネスでの成功事例をそのまま当てはめて実践してみると自分の業界では誰もやってなかったことだったりしてものすごくうまくいってしまうことがあります。

いきなり他業種だと難しいですが、類似ビジネスにはヒントがたくさんあります。例えば私は民宿、もしくは旅館という業態です。同業者だけど異なるのがレストランだったりホテルだったり。旅館は食事も宿泊も提供します。ホテルだと宿泊だけ。レストランだと食事だけ。でも、部分的には同じ仕事をしています。そう考えれば、ヒントはたくさんあるはずです。

別段、特別なアイデアを生み出そうとしなくても良いのです。この「置き換える」ことでちょっとした工夫を積み重ねていく。その結果、自社の独自性が作られていくものだと思います。

コムサポートオフィス代表
今井ひろこのブログはこちら
お問い合わせもこちらから

↓↓↓
今井ひろこドットコム
今井ひろこドットコム

The following two tabs change content below.
普段は民宿の親父、時々ダイビングインストラクターです。昭和42年生まれのアラフィフ。8年間のサラリーマン生活の後、実家の民宿を継ぐ。一時は1億あった借金を8室の小さな民宿で返済。田舎の小さな事業者は、お金をかけなくてもお客様に喜んでいただいてなおかつしっかりと利益のとれる商いをしないといけません。そのために役立つ情報を日々発信していきます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする