「煮えたら食わぁで」では間に合わないほど世の中のスピードは高速化している

マーケティング

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おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

今日は、エクスマ&宿の先輩として尊敬する五龍館の女将中村ゆかりさんのブログ記事の紹介から。

403 Forbidden

 

インバウンドブームに沸く、長野県白馬の最近2年間の状況です。外国人観光客が押し寄せて、さぞかし地域全体が盛り上がっているかと思いきや、その波に乗っていないお宿さんもあるんですね。その差が歴然と開いてきているとか。

変化を嫌う人は

四半世紀前のまんまのスタイルの日常を送っている

ほんまに 私が嫁に来た時と全く同じルーティンの日々

そして2年で 白馬の変化も 行動している人間にとっては 普通になった

ずっと 批判してる人には 未だ未知の世界

許せない世界なのかもしれないけど

批判してるうちに どんどん変わってゆく

 

行動する人としてない人の差はどんどん広がっている

これ、インバウンド(外国人誘客)の問題だけではありませんよね。15年前、インターネットで集客ができるなんてことはない、と言い切っていた方は多くありました。今でも「SNSは集客にはつながらない」と言われている方もいます。

でも、行動してる人としていない人の差はどんどん広がってきています。

要は新しいことに挑戦し、行動する気持ちがあるかどうか。新しいことに挑戦する人に否定的立場をとり、現状を変えようとしない立場のままで居続ける人たち。

昔の成功事例が行動を妨げている

以前、鳥取市商工会議所さんに招かれて「ジオパークビジネス」についてお話しさせて頂いたことがあります。登壇させて頂いたのは2012年3月6日、もう5年前の話です。


当時の募集チラシ


その時の登壇の様子

「煮えたら食わぁ~で」

今日お話ししたいのは、この時私が話した内容ではなく、山陰海岸ジオパーク鳥取県連絡協議会会長藤縄 匡伸(ふじなわ まさのぶ)様のあいさつで出た

鳥取県人には「煮えたら食わぁ~で」という気質がある

という話です。

鍋が煮えたとしても誰も手をつけない。

ようやく一人が食べ始めると

我も我もと食べ始める

という、鳥取(県東部?)の県民性を表した言葉だそうです。

平井伸治鳥取県知事もこの言葉を使ってお話されていることがあったようです。ずいぶん古い資料ですが・・・

「地方の再生」と地域提携 3知事座談会 / 第2話:経営者としての知事に求められること
2008年3月19日

http://www.genron-npo.net/politics/genre/localgovernment/post-46.html

我々は、どうも足元のことばかり見て、分析主義的になっているのではないかということです。これが1つ気になります。特に県庁みたいな大きな組織の中でやっていますと、何か新しいことをやろうと思うと、すぐに100ほど問題点を挙げてくるのです。これは、我々の足元の地域社会でも同じことがあるかもしれない。因幡(鳥取県)のほうでは、「煮えたら食わあ」という。料理がグツグツと煮えてきたら、それを食べよう。それまではじっくりと見ているだけ。どうなるかなと見ている。こういうことでは、恐らくこれから突き破る、ブレークスルーのような展開にはなってこないと思う。

 

誰かがやってみてうまくいくまでは傍観していよう。必ずうまくいくということがわかってから行動に移そう。良く言えば?!慎重、堅実。でも、早い話が自分からは行動しないということです。

5年前、新たな観光資源となり得るジオパークが登場した時、ジオパークを他人事ですませないように、とのことでこの時私に登壇の依頼が来たのでした。

昔は誰かうまくいった人の真似をしていれば良かった

「煮えたら食わぁ~で」

なぜ、そうなってしまうのか?これは鳥取に限らず、私たちの住む但馬(兵庫県北部地方)でも同じ傾向があると思います。例えば、私の住んでいる香美町香住地区には150軒近くの宿泊施設があります。現在の人口が1万4千人ぐらいですから、相当数あることがお分かりいただけると思います。

昭和の時代、全国的にスキー場近くや海水浴場近くの民宿街はブームに乗っかりものすごい数になりました。香住も昭和の海水浴ブームの際にたくさんの民宿ができました。実は私の宿も昭和45年に祖父母が始めた時点では海水浴の宿でした。


昭和60年ごろの海水浴場の賑わい

通常、スキーや海水浴ブームが去ると、その地域の民宿やペンションの数は一気に減ります。スキー場を中心とした民宿街はスキー人口の減少と暖冬による雪不足でどんどん厳しい状況になりました。しかし私の地域の宿は減らなかった。カニブームが起こったからです。


カニブームが地域の宿泊業を元気にした

この傾向は私の地域だけでなく、北陸、山陰全体に対して言えることかと思います。海水浴、カニ等、地域のモノ、コトで創意工夫を凝らさなくても集客できるコンテンツが存在したのです。

なので、また次に何かブームがやってくるのを待っている。誰かがはじめて、うまく行くようだったら真似すればいい、と。

真似が簡単ではなくなり、スピードも加速している

しかし、近年は真似がしづらいものが増えてきました。例えばインターネット。パソコンを触れない人はできない。例えばインバウンド。英語が喋れなければダメ。厳密にはパソコンも英語も苦手なら苦手で、やり方はあります。要は手を付けるかつけないかだけ。

本質は変わりませんが、やり方はどんどん変わって行くので変化に適応し、勉強していかなければならない。そこに面倒くささを感じる人はついてこれない状況になってきている。

パソコンを例にとればわかりますが、アップデートについていく覚悟がない人は、適用できなくなってしまっているのです。

それでも頑張って勉強しよう。ついて行こう、と思う人だけが生き残れる時代。そう考えない人は淘汰される時代になってきてしまった。先述の中村ゆかりさんのブログを読んで、5年前、初めて耳にした「煮えたら食わぁ~で」という言葉を再び思い出しました。

鍋奉行となり、自らが行動できること。わからなければ勉強する努力を怠らないこと。私のような小さな民宿のオヤジでもできることです。やる、と決めて行動するだけです。何を学び、どう行動してよいかわからない但馬周辺の方はぜひコムサポにご相談くださいね。

地方を、地域をビジネスで元気にしたいのがコムサポの使命なのです。

 

コムサポートオフィス代表
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