SNSがビジネスの役に立たない時代が間もなくやってくる??!

SNS・WEB全般

昨日の「アマゾンエフェクト」の書評ですが、実はこの先書きたいことがもう少しありました。

でも、ちょっと過激なので、ブログに書くのは躊躇していました。メルマガに書こうかなぁ・・・と。

でも、あくまで私なりの未来予想だし、ハズレたらハズレたで問題のないこと。

オープンな場であるブログに書くことにしました!!


この本の書評の続きです!!

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

SNS消費は減っていく?!

あくまで私の予想です。

今、友達のタイムラインで仲の良い友達が勧めているモノやサービスを購入してしまう消費行動というのが増えています。

いわゆるSNS消費です。

これが今後も増えていくのか。

私はこれ、「ネットファースト思考」である今がピークなんじゃないかって感じています。

ネットファースト思考とは

スマートフォン、SNS、クラウド、Eコマースの普及により、インターネットというインフラがユーザーの利便性や満足度を高めていくことから生じる思考。「お近くのAmazon」「困った時のGoogle先生」といった思考。

この消費行動は減っていくんじゃないか、と。

Facebookが外部リンク投稿を減らし、緩いつながりの人はタイムラインには反映されなくしています。

Facebookに限らず、SNS全般そうなっていくでしょう。

本当に密な関係性の人しかタイムラインにはあがらない。

SNS消費として拡散するにはパイが狭まる。

よほど魅力的な商品やサービスじゃないと友達が紹介してくれなくなっていく。。。

まあ、これに関しては

「そんなことないよ」

って思う方も多いかもしれません。

私が「アマゾンエフェクト」を読んで強烈に感じたことは、次の時代はSNS消費を凌駕する消費行動が起きるんじゃないかってことです。

カスタマーファースト思考はSNS消費を凌駕する?!

現在のSNS消費は、友達が勧めているのを見ていいなと思った。たまたま見つけた。そんなイメージ。

それに対してカスタマーファースト思考はグイグイ売り込みが来ます。でも、嫌な売込みに感じなくなる。

だって、その人が興味を持つ属性に絞って売り込まれるから。

例えば、カスタマーファースト思考の最先端と言えば、レコメンド機能です。

※レコメンドとは
「顧客の嗜好を分析、それにそって各ユーザーが興味・関心がありそうな情報を予測し判断、その結果を個別のユーザーに提供するサービス」


この商品を買った人はこんな商品も買っています」
がレコメンド機能

自分が購入した商品やサービスから類似商品を紹介してくる。

これ、今まであまり気になりませんでした。

理由はお勧めする精度が良くなかったから。

でも、これも年々良くなっていく。

AIがどんどん入って来て、好みや趣向も加味された生々しく興味をそそられるレコメンド機能に進化していく。

「え~~~これも欲しい!!」

って商品がドンドン増えていく。

ズバリ、

レコメンド機能の精度が上がり、
SNS消費を超えてくるのではないか。

と、私は予測しているのです。

そもそも、SNS消費って総消費の何割ぐらいあるのでしょうか?

実は消費者庁の消費者白書に参考になるデータがあります。
(平成29年度のデータです)


「SNSで情報を見たことがきっかけで商品購入・サービス利用をした」経験

15~29歳の年代では約30%。特に10代後半の女性は約37%と他の年代より高い。

30~40代は約20%、50代は約15%、60代は約10%、70代以上は約5%。年齢が上がるにつれて割合は低くなると言った感じです。

この割合が今後伸びていくというのが今後SNSをやるべき根拠でもありました。

でも、、、

「ネットファースト」から「カスタマーファースト」に移行していく段階で、この割合はこれ以上伸びない、もしくは減少していくのではないか、というのが私の予想です。

低年齢者層は購買経験、回数が少ないことと、友達同士のブームにつられて購入することが多い世代なので今後も40%ということもあるでしょうが、自分で商品を購入する意思と財力を持ち始めると、SNSで興味のある商品を見知りする前に、レコメンドで購買意欲の高くなる商品に出会ってしまうことが多くなるように感じるのです。

旅行業界はどうなるか?

そんな中、まだもう少し大丈夫かな、というのが観光・旅行業界なのかもしれません。

観光・旅行業界とSNSとの相性はまだまだ良い

モノ消費ではなく旅行という体験、コト消費だからです。

先の消費者白書にもう一つ興味深いデータがありました。


写真や動画を撮影することを目的とした行動

若者にはSNS発信のための行動やコト消費がみられる

20歳代後半を中心に、若者は、外食などにつき、SNSに写真や動画を投稿することを目的として、行動している。

若者は、「外食」や「買物」、「友達と集まる」割合が他年代と比べ相対的に高く、コト消費を行っている。「旅行」も60歳代以上と同水準で高い。

旅行は写真や動画と相性が良いです。

実際、SNS(特にFacebook)において、リンク付投稿は他者のタイムラインに露出されにくいですが、写真や動画は比較的掲載されやすいです。

チェックインという「位置情報」という機能はまだまだ魅力的です。

上記にもリンクしましたが、写真中心のSNSであるInstagramが今、勢いがあることも無縁ではないでしょう。

ただ、今は全く想像できませんが、この分野もSNS消費を凌駕するレコメンド機能をビッグデータやAIが可能にしてくるのでは、と感じています。

10年前なかったものは、10年後あるとは限らない

10年前。

SNSがこんなにブームになるとは思っていませんでした。


スマートフォンの登場がSNSを加速させた

逆を言えば、10年後にSNSは存在しないかもしれない。

存在はしていても本当に仲の良い友達同士での交流のため。ビジネス的な要素を絡めたければ広告枠でないとダメ、となってくるのではないか。

そうなるとSNSは時間を浪費するだけで、ビジネスの邪魔にもなりかねません。

SNSもロールプレイングゲームで時間だけ消費している状況と同様になってくるかもしれない。

勿論、今の時点ではそうではありませんよ。

そうなるかもしれない、ということを頭に入れておいた方が良いということ。

私、SNSはなくなっても、ソーシャルメディアはなくなるとは思っていません。

えっ?!SNSはなくなるの???

ソーシャルメディアは大丈夫ってどういう意味???

長くなりましたので、続きは明日。

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