ライフシフト書評~ジャニーズでも芸能界で食べていけない?!あなたの無形資産は何?

書評・紹介

このニュース。個人的に衝撃的でした。

渋谷すばる関ジャニ∞脱退&年内でジャニーズ退所


ガクさん、関ジャニ好きなのーーー

いえいえ。「月曜から夜ふかし」の村上君は好きですけど、そういった意味ではありません。

脱退会見の内容。

「このたび、ジャニーズ事務所を辞めさせていただく決断をしました。15歳で入所させていただいてから21年間、音楽を追求させていただきました。関ジャニ∞で活動する中で、音楽を軸にグループを大きくしようと活動してきたつもりです。36歳という年齢を迎え、人生残り半分と考えた時、ジャニーズ事務所、関ジャニ∞に守られ、時に甘えさせてもいただきましたが。この先は今までの環境ではなく、自分の責任で人生をまっとうすべく、海外で音楽を学び、自分の音楽を深く追求したいと思いました」

36歳という年齢を迎え、人生残り半分と考えた時、の部分。

衝撃的でした。

これってセカンドキャリア、ライフシフトの話なんじゃないか。そんな風に思っちゃいました。

アイドルではこの先食べてはいけないという危機感。

自分の「好き」な音楽に特化して勉強し直すなら今しかない。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

老後のお金のこと、不安ですよね

2007年生まれの半分以上は107歳まで生きる。


日本が最も長寿で107歳

このフレーズが衝撃的な1冊。

今日は「ライフシフト~100年時代の人生戦略」の書評です。

この本。絶対読んでおいた方が良い。

1987年生まれで98-100歳。

1967年生まれで92-96歳まで生きる。

正に私は1967年生まれ。

90歳以上まで生きる可能性が高いようです。

そうなると皆さん、何を真っ先に心配しますか?

お金ですよね。

65歳で定年。

寿命が80歳時代ならば、定年後15年分のお金を持っていれば良かった。

でも、90歳となると25年分。100歳となると35年分のお金が必要です。

23歳から働いて65歳で引退。100歳まで生きたとすると42年の労働で引退後が35年。107歳まで生きたら引退後が42年と労働年数と同じになってしまいます。これが現実的でないことはよーくわかると思います。

お金の心配をしても、足りないことは目に見えているからです。

じゃあ、どうすればよいか。

何度も何度もこの本を読み返して、何を備えるべきかを考えたい。

ちゃんと備えた人だけが老後を心配しない人生を過ごすことができます。

老後のために蓄えておくべきこと

老後のために何を用意しておけばよいか。

お金でしょうか。老いた自分が、夫婦が生活に困らないだけのお金を現役時代に30年分も用意できるでしょうか。

現実的に難しいですよね。

ということは、お金以外のものを準備しなければならない。


お金を蓄えておけばよいというもんじゃない

この本の中では、有形資産よりも無形資産を蓄えておくべき、と書かれていました。

蓄えておくべき3つの無形資産

今、20代~50代の皆さん。これからお話する3つの資産、ありますか?自分が持っているかどうか、よーく考えてみて下さい。

(1)生産性資産

所得を増やすのに役立つ要素。スキル、知識のこと。

資格とか実績は役立つかもしれないし、役立たないかもしれません。というのも、多くの職業がAIに置き換わり、自分たちが現役時代に得意としていたスキルや知識が何の役にも立たないものになっているかもしれないのです。

持っておくと良いスキルとは・・・

・イノベーション能力とアイデア創造性

・共感、モチベーション、励ましができる

・嗜好の柔軟性と敏捷性

全てにおいてAIにはできない能力ですね。

他人に言われた仕事をこなすだけではAIやロボットに置き換わってしまう。人間にしかできないスキルを身につけているか、ということです。

面白い話が書いてありました。

テクノロジーが雇用を生む。

数十年前の人が今の時代、どんな未来を予測していたか。

空飛ぶ自動車が生まれ、それによって新たな産業や雇用が生まれていると考えた人が多かった。が、現実は、(ツイッターの)140文字の文字だった。ツイッターがサービスをはじめるまで、それがどれほどの経済価値を生み、人々がどれほど多くの時間を費やすことになるのかを、誰も予測できなかった、と。

テクノロジーによって生まれてきたのは進化した「モノ(空飛ぶ自動車)」ではなく、アイデア創造性に溢れ、共感や嗜好の柔軟性、敏捷性に満ちた世界(ツイッター)だったわけです。


ツイッターは
新たな産業、文化を生み出した

この変化を受け入れ、これから先20年、30年後もそういった柔軟な発想をし続けていける思考を持ち続けることが大切な無形資産になるということです。

(2)活力資産

健康と幸福。幸福とは他者との良好な人間関係のこと。

健康とはバランスのとれた生活を送っていることと「脳の健康」。脳の機能は加齢や遺伝よりも生活習慣で決まる。筋肉を鍛えるように脳も繰り返して使い、訓練すれば、衰えることはない。

また、そのために自己再生のコミュニティとして「友人」の存在が大切。良い人生とは「健康・友人・愛」が構成要素となる。

(3)変身資産

自分のスキルや価値観を時代と共に感化させていける能力のこと。

今後、たくさんの時代の変化を経験する。その際、変化を受け入れ、新しい発想で自らのスキルをも学び直す覚悟を持つ。

そのために必要なこと。

・自分についての知識を持つ。

・多様性に富んだネットワーク

・新しい経験に対して開かれた姿勢

まず、自分自身がどんな能力を持っていて何をするのが得意か。時代が変わっても様々な人脈を持ち、新たな知識やスキルを受け入れ、自分の得意な能力を異なる場でも発揮できること。

自分の強みを知っている。

人脈を作る。

新しいことに挑戦する。

この3点に消極的な人は厳しい、と言えるかもしれません。

老後のために必要なスキル、考え方とは?

本を通して読んでの私の感想です。

老後の蓄え、お金を目標にしてもこれで大丈夫というゴールがありません。

不安が募るばかりです。

それよりも若いうちに、体が動くうちに無形資産を貯めておく。

常に新しい発想ができ、新たな時代の流れを受け入れられること。

幅広い人脈を作ること。

ふと、福島正伸先生のお話の中のエピソードを思い出しました。

川を渡れなくて困っている人がいる。

橋をかけてあげると、次はここに橋をかけてほしいと言われる。

その人の考える力や努力する力を奪ってしまう。

それよりも、橋をかけなくても川を渡れる方法や自分たちの力で橋をかける方法を一緒に考え、応援してあげること。

そういったスキルこそがAIではできないし、65歳を過ぎてからでも必要とされるお年寄りになるための要素なんじゃないか。

そんな風に思いました。


示唆に富む良書です!!

この本。ちょっと分厚いので読むのが大変ですが、ぜひご一読いただきたいです。

この本で読書会をやりたいなぁ・・・。

話を最初に戻します。

ジャニーズを辞めるという話。

このまま芸能人、アイドルで行くことに限界を感じた。

音楽を再度学び直すことで新たなステージを自ら生み出そうとしている。

一つのスキルだけで人生を終えられない。

どこかのタイミングでギアチェンジしなければならない。

私と少し上の世代で大江千里さんというミュージシャンがいました。

90年代のPOPシンガーです。現在57歳の彼は47歳でジャズを学ぶためにアメリカへ留学。現在はジャズピアニストに転身しています。

そんな彼のライフシフトの記事がこちら。

大江千里、47歳で始めた僕の「ライフ・シフト」 | ワークスタイル
――今の活動状況を教えてください。ニューヨークの53丁目にある「トミジャズ」というジャズクラブで、毎月最終木曜日に演奏しています。元々は日系のお店なんですけど、今は出ているアーティストもお客さんも日本…

ね。芸能人、アイドルがアイドルだけで100年を生きるのは厳しく、どこかでマルチステージ(一つの職業だけで終わらない)へと移行しないといけないわけです。

今の時代、一つの仕事だけで65歳で定年、というのはとても危険です。

そう言った意味では既にマルチな職業を持って活動できる田舎の生活って魅力的です。

田舎では2つ以上の肩書き、職業を持つことが価値になり、充実した生活になる
20年前、サラリーマンを辞めて田舎の民宿に帰ってきた時、毎日の仕事は部屋の布団敷きと布団上げ、お掃除や皿洗い、冬になって...

実は私達田舎に住んでいる人ほど、高齢化が進んでいる分、ライフシフトに早くから対応してきているのではないかと思います。

自ら小さな会社を起業するという意の”インディベロップメント・プロデューサー”。異なる種類の活動を同時に行うという意の”ポートフォリオ・ワーカー”。これ、田舎の事業者は既にやっていることですよね。


「ライフシフト~100年時代の人生戦略」
多くの方に読んでみてほしいです!

コムサポートブログを書いている人
ガク&ヒロコ

私たち夫婦は、兵庫県の日本海側・豊岡市を本拠地に、全国の小さなお宿やお店の集客問題の解決に取り組んでいるコンサルティング事務所「コムサポートオフィス」を運営しています。私たちが実践して培ったノウハウや日々の実践例を、この公式ブログでお伝えしています。なお、ブログネタは宿に限らず、一般の事業者向けのものも多いです。

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