【開催報告】4/8(月)Googleマイビジネス徹底活用術【上級編】 

Googleビジネスプロフィール

4/8〜9に3本、セミナーを開催したのですが、一つ一つの内容が濃く、特にGoogleマイビジネスでは口外禁止のものも多く(笑)、内容を吟味してお伝えします。

今日は4/8(月)に開催した「Googleマイビジネス徹底活用術」から、週末ブログ担当、コムサポートオフィス今井ひろこがお伝えします。

8日は地元だけでなく遠方では福島県やスイス(?!)からの参加も含め、10名が受講して下さいました。半分はWebサイト制作会社やコンサルタントで、残りは店舗経営者や宿経営者でした。

講義はかなり盛りあがり、参加者のGoogleマイビジネスについて、ひとつひとつコメントも頂くなど、1時間弱オーバーして終わる盛況ぶりでした!!(時間それでも足りなかったよね…)

講師のご紹介

今回の講師はGoogle公認・ゴールドプロダクトエキスパート、永山卓也氏にお願いしました。個人的なお仕事として、倉敷で店舗コンサルとして活躍されておられます。(本業は雑誌の編集者でライターもされています)

Googleマイビジネスコミュニティフォーラムでは、実経験に基づいた丁寧な解説をされる方で、海外からも質問やコンサルティングのオーダーが入るほどの人気マーケッターです。

私は昨年夏頃からGoogleマイビジネスで疑問点がある度に直接教えて頂いており、私が最も尊敬する、Googleの師匠です。

Google公式ゴールドエキスパート:永山卓也氏

Twitterで相互フォローしているのですが、会ってお話しを伺えば伺うほど、私達夫婦ともども、永山さんのローカルビジネスの考え方に強く惹かれます。永山さんの素晴らしさは私の主人がブログで書いていくと思いますので、そちらも後日参照下さい。

どんな内容だったのか?

これがホント、申し訳ないほど、裏ネタばかり。ヘルプページ、コミュニティでは語れない部分が多くて、ブログやSNSでの公開は控えたい〜!

とはいえ、どんなの???と知りたい方も居られるでしょうから、公開できることを少しご紹介します。

NAPは揃える!

NAPとは

・Name(名前)
・Adress(住所)
・Phone(電話番号)

のこと。

GoogleはWeb上にある各店舗のデータを巡回して、情報を仕入れています。以前はベースとなる店舗情報は地図メーカーのゼンリンから引っ張ってきていたので、ゼンリンに合わせるのがよかったのです。

しかし今はゼンリンがGoogleマップのパートナーから外れたので、Googleがバックで保有する店舗情報(公開はされていない)が、GoogleマイビジネスやGoogleマップのデータと自社サイトなどWeb情報で見られる店舗情報と一致すればするほど、Google情報との関連づけが増し、Google上での信頼度が上がり、ローカル検索で上位に上がる確率が増すようです。

Googleのローカル検索ではWeb情報の厚みや関連づけ(被リンクや、他の情報との一致度)を検索上位に上げる評価点のひとつ「関連性」に入れています。(ヘルプページ「Googleのローカル検索結果の掲載順位を改善する」参照

アルファベットのみを使う英語圏などでは無いのですが、Googleは日本の慣習で省略された住所表記が同じと認識できる可能性が低いです。(AIが苦手な部分です)

例えば、

「大阪市淀川区田川町2丁目57番地の1

という住所と、

「大阪市淀川区田川町2−57ー1

は同じ住所とヒトは認識しますが、Googleは認識できる可能性が低いです。

「埼玉県川口市大字石神976番地」

という住所と、

「埼玉県川口市石神976」

は同じ住所とヒトは認識します(大字、字は省略しがち)が、Googleは認識できる可能性が低いです。

電話番号も同じです。自社サイトには固定電話を、ブログには携帯電話を、Googleマイビジネスへはフリーダイヤルなどと別々に設定していると、Google上での関連性が低くなります。

自社サイトやブログだけでなく、ZENRINなど他の地図情報、食べログなどのグルメサイトへの掲載情報もできるだけ揃えておくほうが、関連づけが良くなり、ローカル検索では優位に働くようです。

Googleマップ=地図、つまり、住所と名前は、全てのWeb情報において一致させることが理想です。

インバウンド対策はGoogleマップから

Googleマップは多言語化対応(2018年現在172言語)されており、見る人が設定した言語で表示させることが出来ます。

例えば、いつも見ている日本語表記では

上記マップでアドレスの末尾に注目すると、

https://www.google.com/maps/place/Satsu+Station/@35.65…..56438?hl=jp

のjpは「日本語」の言語コードです。URLの末尾を他の言語コードに変えるだけで、例えば英語の場合は「en」ですので、上記赤字部分をenに変更すると

ご覧のように英語に変わります。表示を英語にしている方には、ご覧のように見えています。

言語コード一覧は、プログラム開発者用のサイトに掲載されています。

英語圏以外の訪日外国人にどのように見えているかは、例えば韓国人ではko、タイ語ならthに変えてみると分かります。

上記の佐津駅は英語表示ではSatsu Stationと記載されていましたが、タイ語にした場合、英語しか表記されません。

「自分たちが海外に行って、現地の言葉が分からなくて心細くなったとき。もし地図に日本語でお店の情報が載っていれば安心してそのお店を選ぶでしょう。なので、店名をその言語に書き換えることで、訪日外国人も安心して来店してくれる可能性が出てきます。」

と永山さん。

店名って変えたらその言語のままの表記になるんでは???

実は言語コードを変えた時には、日本語及び表記させたい言語と合計2つの言語で、店名をつけることができます。

追記方法

まず、Google検索画面から、右上のGoogleメニューをクリックし、マップを選びます。(これでないと言語コードがURLに入らないです)

 

GoogleマップでURL末尾の言語コードをタイ語にした上で、「情報の修正を提案(ここはタイ語で書かれてます)」をクリック。

ボタンの場所は日本語表記の時と全く同じなので、日本語で見てみてからする方が良いかも。

「名前またはその他の情報を変更(タイ語で書かれています)」を選択。

一番上にタイ語で書いた店名を入れて「送信(タイ語で書かれています)」をクリックすると、タイ語にしたGoogleマップでは、タイ語で店名表示させることが可能になります。

訪日外国人の多い地域では、どの国のヒトが来ているかによって、この設定を一つ一つの言語で行っていくと良いそうです。

今回の翻訳は、3年前に来られたタイのパワーブロガー、タノンさんのブログを参考にしました。(タノンさん、お久しぶりです!)

実際に自分が分からない言語で店名やカテゴリを表示させるなどする場合は、ネイティブな方に聞くのが一番なのですが、それがどうしても出来ない場合は、Google翻訳を使って、何度も被翻訳の言葉を入れ替えて(日本語→タイ語→日本語→タイ語→日本語という風に)、確認すると良いそうです。

もちろん、設定し終わったら、必ずマップ環境を日本語に戻してくださいね。

参加者の感想から

Googleマップからの申請、インバウンド対策の方法など、

知らないことがけっこうあり、お客様へ伝えたいことがたくさんありました。

明日も楽しみです。

・GMBの裏技情報ありがとうございます

・インバウンド用言語登録さっそくしてみます

・クチコミ対応早速利用してみます

・クチコミの重要性を再認識

・海外からどう見られているかという話 とっても知りたいことでした。(GoogleMap)

お話の内容が的確で、時間があっという間でした。本当に知識がおありだと

参加して下さった皆様、本当にありがとうございました!

Googleマイビジネスは一つのツールでしかない

Googleマイビジネスというのは、「Googleローカル検索やGoogleマップに表示される店舗情報を優先的に修正することができるサービス」です。GoogleがWeb上に出ている情報を読み取って(勝手に&無料で)表示してくれているので、その情報を如何に丁寧に整えて、お客様やGoogleに選んでもらうかが大事なことだと改めて思いました。

ただ、注意してほしいのは、Googleマイビジネスは整えてもお客様が「確実に」増えるような「広告」ではありません。じわじわ増える感じかな。でも、整えていなければ、確実にお客様は減ります

Googleだけやっていたらいい、ということでは無く、自分の事業や自分に合う他のツールも見渡して併用することが大事になってきます。

その話は明日のブログでお伝えします。

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