プロダクトアウトからマーケットインへ。そしてパーソナルファーストの時代へ

マーケティング

昨日のお話、まち歩きガイドツアーの研修での学び。

これ、マーケティングに置き換えても大きなヒントがあると思うんですね。

ガイドツアー「まいまい京都」代表以倉敬之さんのガイド&お話を聞きに行ってきました!

今日のブログではその辺をもう少し深掘りしてみたいと思います。

タイトルからして難しいキーワードが使われていますので、興味を引かない内容かもしれませんが、安売りや値引き合戦を避けるヒントになるお話です。

最後まで我慢して(笑)お読みいただけると嬉しいです。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

プロダクトアウトからマーケットインの時代へ

プロダクトアウト、マーケットインという言葉。

近年、よく言われている言葉です。


商品開発を行うにあたっての発想のスタート

プロダクトアウトとは?

企業側が作りたいモノを基準にして商品開発を行うこと。

主役は商品やサービスです。

マーケットインとは?

顧客の意見、ニーズをくみ取って商品開発を行うこと。

主役はお客様です。

プロダクトアウトではなく、マーケットインの時代へ、というのは企業側が作りたいものではなく、お客様が欲しいものを作る、という考え方です。

でもこれ、わかりにくいです。

「お客様のニーズで作れ」と言われても、多くのお客様が自分のニーズに気づいていないからです。

お客様の多くはニーズに気づかない

例えば古くはウォークマン。

音楽を持ち運びできるというニーズ。

確かに便利ですが、ユーザーからそんなアイデアは簡単に生まれません。

最近だとカメラ付携帯。

携帯電話にカメラを内蔵する。

確かに便利ですが、ユーザーからそんなアイデアは簡単に生まれません。

これってニーズでしょうか。

あったら便利。

生活が豊かになり、ライフスタイルが変わる。

これってニーズというよりもウォンツです。

ウォンツとは

これこれこういった不を解消して、生活を豊かにしたい

といったものです。

ウォンツに気づき、商品化するのは企業側なのです。


ウォンツに気づき、解決することができるか?

お客様の本質は「不の解消」「幸せ体験」

商品やサービスを得ようとする本質は、何らかの不を解消したいか、幸福な、楽しい体験をしたいかです。

人はいつだって「ワクワク」する楽しい体験を求めています。

例えばSNSがこれだけ流行っているのも

人は誰かとつながりたい、コミュニケーションをとりたい

というウォンツが根底にあります。

誰かの意見を聞いたり、自分の意見を言ったりすることに「快」を感じるわけです。


人々は幸せ体験を求めている

ウォンツに気づけない自動思考のまん延

昨日のガイドツアーレポートの話に戻ります。

ガイドツアーは

有名な観光地を観に行きたいというお客様のニーズ

に対し、

地元側が受け入れを充実させるためにガイド団体を立ち上げたり、ガイド養成をしたりする

という発想で成り立っています。

このかたち。様々な業界で同じ構図なのではないでしょうか。

例えば観光地の宿業界や物産業界。

売りの食材や観光地がある。
それを食べたい、見たいというニーズ

に対し

同じ食材や記念品を売るお店ばかりが乱立する。

そうするとどうなるか。

お客様はこの食材を食べるために当地に来ているんだ。

お客様はこの景色を見るために当地に来ているんだ。

という発想以上の思考ができなくなってしまう。

お客様はこの食材を食べることで、どんな幸福感を得たいのか。

お客様はこの景色を見ることで、どんな思いを馳せたいのか。

というお客様本来が持っているウォンツに気づけなくなってしまうのです。

お客様のウォンツに気づくことのできない自動思考がまん延してしまっているわけです。


目の前にある四つ葉のクローバー(幸せ)
に気づかない

パーソナルファーストという考え方

では、どうすればウォンツを掘り下げることができるのか。

今回、私は「ガイドさん個人起点に発想する」という考え方にヒントがあると感じました。


どこに行くかではなく誰のガイドを受けるか

ガイドさんが個性を発揮できる環境があること。

これ、サービス業に置き換えても同じです。

宿の女将さんが。飲み屋の大将が。お土産屋さんのスタッフが。

あの人に会いに行こう、となる。

そうなると「有料か無料か」とか「価格の安い方」という判断基準で選択しなくなるわけです。

プロダクトアウトもマーケットインも、要はお客様自身が気づいていない「ウォンツ」を提供できるか、こちらが気づけるかどうかです。

気づくにはお客様との距離を近づけること。

自分自身もパーソナルファーストでいくこと。

京都だから、都会だから、お客様が多いからうまくいく、という発想ではありません。

ブログを書いたり、SNSでコミュニケーションとることが大切なのは、まさにこのパーソナルファーストを表現しやすい土壌であるためです。

「会いたい人に会いに行く」ということがコンテンツになる。

お客様本来が持っているウォンツに気づき、提供できるにするには、モノやサービスではなく「個人」=パーソナルを前面に押し出すことがきっかけになる。

そんな風にまとめてみました。

 

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