ネイチャーガイド視点で地域の宝を見直そう〜おいけん古里宣光さんの講演より

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大学生時代、サイクリングクラブに入部した私。1回生の時の夏合宿は東北でした。合宿の前に北海道の道南を走り、青函連絡船で青森に渡り、十和田湖町から奥入瀬渓流を登り、十和田湖に向かいました。

そういえば、渓流のすぐ横を道路が走り、途中まったりのんびり見ながら坂道を自転車で登って行ったなぁ・・・

そんな気持ちが蘇りました。


今日のブログは和歌山大学夏期集中講座、
おいけん古里氏のお話です

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

国立公園内にある奥入瀬渓流と十和田湖。ザクっと背景を紹介しますと、観光客は減っていないのに、宿泊施設や土産店の廃業、荒廃が問題になっています。典型的なお金の落ちにくい通過型観光地です。

そういえば私も、お金を落とした記憶はありません。

県庁において道路関係の仕事から奥入瀬渓流に関わるようになった古里さんが地域活性化として奥入瀬渓流や十和田湖に関わって来たお話を伺いました。


紅葉時期の奥入瀬渓流に今度行ってみたい

奥入瀬渓流はどういう場所なのか?

何がどのぐらい豊かなのか?

  • 国立公園特別保護地区である=自然が豊か
  • 渓流に沿って、遊歩道と車道が平行→車を降りればすぐ渓流
  • 14kmにわたって整備されている遊歩道。勾配が緩く、渓流と遊歩道が同じ目線。トレッキング向き、ハイヒールOK→体力負荷がない

といった特徴があります。

本来自然観察に最適で、アクセス、アプローチに優れ、体力がなくても楽しめる場所ですが、自然資源の把握ができていなかった。把握できればフィールドミュージアムにできるのではないか。そんな仮説から入られたそうです。


フィールドミュージアムという考え方

そこで目をつけたのが風景を特徴付けているコケ植物の徹底研究。奥入瀬渓流は空中湿度が高いため、コケが育ちやすい環境でありかつ平安時代の噴火で大地がチャラになった渓流だからこそコケが最初に育ち始め、豊富なのだそうです。

コケのモニタリング調査や研修会を開催(3年間)することで今ではコケの観察ツアーが人気の「コケさんぽ」というプログラムになっています。


なんと、ブラタモリでも紹介される!

現在「おいけん」では前日19時までガイドの受付をしています。

奥入瀬コケさんぽ
奥入瀬自然観光資源研究会「おいけん」は、奥入瀬の自然の「しくみ」や「なりたち」を理解するための調査研究をはじめ、コケなどの隠花植物を観察するエコツアーの推進や環境保全に取り組んでいます。また、奥入瀬エリアの情報共有・発信の場としての役割を担っています。

なんと、「コケさんぽ」があの星野リゾートさんのアクティビティにもなっています。

リゾートホテル|星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 【公式】
「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は日本屈指の景勝地奥入瀬渓流沿いに佇む国内唯一のリゾートホテル。お食事は森の恵みを取り入れたビュッフェと4種のメイン料理を選べる和食膳がございます。奥入瀬の森を一望できるラウンジや内湯で寛ぎのひとときを。

お話を聞いていて、これダイビングガイドの成り立ちに似ているなぁ〜と思いました。

本州だと伊豆や紀伊半島でダイビング盛んです。私の住む香住でもダイビングができます。普通に漁村や集落のあるすぐ近くで海の中に入れば水中景観を楽しめる。

楽しめるといっても、沖縄や南国ほど透明度がよく美しいサンゴが広がっているわけではない。

そこで、その地域ごとの地形や生き物観察がフォーカスされます。

ダイビングの場合、「海の宝石」とも言われているカラフルなウミウシが人気です。

先月、我が家から徒歩5分のビーチでダイビングした時に撮影したウミウシの写真。

↓↓↓↓

もちろん、それが大ブレイクするかといえばそういったものではありません。が、ニッチではありますが、それが好きな人たちを引き寄せることができます。

また、何よりもミクロな視点での自然観察の楽しさを知ることができます。

そういった一部のマニアックな方を集めることがその地域の隠れた魅力を発掘し、広げていくことなんだなぁと改めて感じました。

どこの地方でも「当地をなんとかしたい」より「自分の今の生活をなんとかしたい」と思っている人が圧倒的に多いのが現実です。

でも、5年10年後の地域を見据えた動きをしないと数年後の自分の生活がやばいはずです。

地域にどんな宝が眠っていて、その宝をどう魅せれば価値になるのかを考える。こういった環境保全にもリンクした地道な活動こそしっかりやっていかなければならい。ネイチャーガイドとしての視点を改めて自覚しました。


古里さん、ありがとうございました!!

 

コムサポートオフィス代表
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