3350円の丼ぶりを高いと感じるか。3350円の松坂牛を安いと感じるか。

マーケティング

突然ですが昨日と今日、伊勢に来ています。

コムサポートオフィス開業は2014年9月。いよいよ5年目に突入するという節目のタイミングで伊勢神宮にお参りに来ました。


昨日、伊勢神宮外宮にて

今日は内宮を参拝します。

これまで続けてこられたのも、今後も頑張っていけるのも、セミナーにお越しいただいたり、このブログを読んでくださる皆さまのおかげです。

今後ともよろしくお願いします。

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

さて、お昼過ぎに伊勢神宮に到着。まずはお昼ご飯を。

せっかくだから松阪牛(まつさかぎゅう)を食べようと食べようとなったのですが、内宮近く、おはらいまち通りに美味しいステーキ丼があるということで、そのお店に行って来ました。


寶来亭(ほうらいてい)さん


松阪牛ステーキ牛丼が人気♪

実際に私が注文したのがこちら。


松阪牛ステーキ丼(上)セット3350円


なかなかのボリュームに見えますが・・・

これでお肉の量は70gなんです。


一枚が薄いため、量が多く見えるのです

あ、量の多い少ないを論じたいわけではありません。

写真をご覧いただいてもわかるように、薄くてもしっかりミディアムレアで焼かれていて、霜降りの高級なお肉独特の甘みがしっかり堪能できました。

私は神戸牛と松阪牛の味の違いをテイスティングできるほどの舌は持っていませんが、職業柄高いお肉特有の旨味は知っています。

霜降りガンガンのお肉は美味しいけど、あまり量は食べられません。なので、70gというのも50gから段階的に選べる中から選びました。

さて、このステーキ丼。3350円は高いと思いますか?安いと思いますか。

ランチに丼ぶりで3千円以上は高い。そう判断する人もあるかもしれません。

目的はお伊勢参り。

最初からランチ予算を決めている人には高いですよね。

松阪牛70gを丼スタイルにしてお腹いっぱい食べられる。これで3千円は安い。

そう判断する人もあるかもしれません。

私たちのように

せっかく遠くから来たので、高くて量少なくても良いから美味しいものが食べたい

と思っている人もいるはずです。

要はどちらの感覚のお客様にお越しいただくか、です。

相対的に、おはらいまち通りやおかげ横丁のランチやスイーツは観光地にしては安いと思いました。


ソフトクリーム300円
かき氷も350円のお店が多かったです


伊勢うどん450円
他のお店も500円ぐらい

いわゆる観光地価格ではない。

多くのお店が安価な設定をされているな、と感じました。

また、当然ながらいわゆるチェーン店系のお店も皆無なのも嬉しいですね。

私の中ではあのクオリティのお肉を3350円で食べられたのは安い、と感じました。

この感覚、大切だと思うんです。

自分が売り手になった場合、この金額は提供した商品に対して十分な価値があると思ってもらえるようなものを出しているか。

また、そう感じてもらえるような工夫はしているか。


松阪牛ステーキ丼なう

ポイントは、2つの判断基準を見極めること。

「丼ぶり」で3千円は高い!

という価値基準のお客様。

「松阪牛」が3千円は安い!

という価値基準のお客様。

さて、どちらのお客様を自分の商売の顧客にしたいですか。

相手の金銭感覚のお客様を顧客にするべきですか。

美味しいステーキ丼を食べながらそんなことを考えました。

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