SATOYAMA EXPERIENCE山田拓さん豊岡公演〜トリップアドバイザー高評価の秘訣

セミナー・講演会聴講

本日はこれから灼熱の?!京都に向かいます。


いや、但馬も暑いですけどねf^^;

いよいよGoogleマイビジネス講座in京都です♪

今、私が知り得ている情報は全てお話した上で、これからの中小零細事業者のWeb集客に必要なことは何なのかもお話していきたいと思います。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

さて、そんな今日の話題はGoogleマイビジネスではなく、先週豊岡市で開催されたSATOYAMA EXPERIENCE山田拓さんの講演会のフィードバックをさせて頂きます。

先週はミーティングファシリテーション講座の青木まーきーさん、次の日に山田拓さんと濃い濃い日が続きました。

ずっとお話を聞いてみたかった山田拓さんのお話

山田拓さんのお話は、去年和歌山大学で聴講した際、オンライン講演でお話を伺いました。

暮らしを旅する「SATOYAMA EXPERIENCE」山田拓さんのネット講演を聞いて〜観光ガイド論

そして出版された書籍を熟読。

山田拓著「外国人が熱狂するクールな田舎の作り方」書評~クールな田舎をたくさん作るには?!

ぜひ、直接お会いしてお話を伺いたいと思っていたのですが・・・

去年の1月。山田桂一郎先生を豊岡市(城崎温泉)にお招きした際、実は山田拓さんも一緒にお呼びして講演していただくことを画策していましたが、日程が合わず、断念。
 
そして、今年の1月。豊岡観光イノベーションさんが拓さんの講演を企画しましたが、大雪警報で中止に。
 
さらに2月。神戸で出版記念講演が開催されるという情報をゲットしたのですが、この日も大雪警報で但馬から出られず。
 
ようやく、本日豊岡で開催された拓さんの講演をお聞きすることができました。
 
もしも、あと数日前にずれていたら、あの大雨の特別警報でまたもや中止になっていたかもです(汗)。


1月の公演中止はホント、残念でした・・・

講演で私が印象に残ったキーワード

オンライン講座や書籍の復習的なお話もありましたが、実際にお話をお聞きして私が感銘を受けたキーワードは以下の通り。

 

インバウンドはやればできる。しかし、チャンとやらないとあとで後悔するコトとなる
 
・日本社会全体は、世界の目から見た場合、様々な角度から特異、特別で魅力的にうつっている。
 
・地域を見せないといけないと思いがちだが、その前に日本を見せる。意外と誰も見せていない。見せたもん勝ち。
 
・外国人のいない場所に連れて行くことが価値になる。
 
・日本人は旅にお金をかけない。平均泊数は1.2泊/年間。総宿泊数は既に外国人の方が多い。(つまり、インバウンドをやらない選択肢はない。)
 
・ネット広告よりも海外エージェントからの送客の方が費用対効果が高くなっている
  
・トリップアドバイザーの体験予約部門ビアターには登録しておこう。(但馬のアクティビティはほとんど登録されていない)
 
・来られたゲストには精一杯、お喜び頂く努力をする。お喜び頂けないと思うゲストにはお越し頂かないようにする。


地方にビジネスチャンスあり!!

お喜び頂けないと思うゲストには お越し頂かないようにする

私が最も感銘を受けて、後の懇親会でも拓さんと大いにお話させていただいたのが、このこと。

お喜び頂けないと思うゲストにはお越し頂かないようにする

この言葉を思わず深掘り!!

だって、私もそう思っていたから。

懇親会の時に率直な質問をしました。

どうやったらトリップアドバイザーのエクセレンス認証を6年連続で受賞できるんですか?

SATOYAMA EXPERIENCEは6年連続でエクセレンス認証を受けています。


2017年もエクセレンス認証受賞

クチコミで6年連続高評価を受けているということ。

これ、すごいことです。

どんなにたくさん良いクチコミが続いても、2年に1度ぐらいは悪いクチコミは入るもの。私自身そんな風に割り切っています。

でも、拓さんは

お喜び頂けないと思うゲストにはお越し頂かないようにする

ということを宣言されている。

しかも、6年間実践できています。

実は今日のGoogleマイビジネスでもお話しようと思っているのですが、良いクチコミを増やすよりも悪いクチコミを入れないことの方が大切です。

悪いクチコミを増やさないようにするには、
悪いクチコミを書くようなお客様を受けない。

これにつきます。

でも、それって具体的にどうすれば良いかわかりませんよね。

その時拓さんに言われたのが

世界でもっともクチコミに厳しいのは日本人。実は日本人を積極的に受け入れるということは、厳しいクチコミ対応にさらされる。

とのこと。基本英語圏のお客様は、精一杯お喜び頂く努力をすれば、それに呼応するようにお客様自身が楽しんでくれる。なので、Webサイトも多国語表記にはせずに、英語のみにしている。

全体の7割が外国人。日本人は3割。3割の日本人もその多くが視察もしくは隠れ視察。隠れ視察の人は

どこの国の人が多いですか?

といったような質問をするのですぐにわかるそうです(笑)。

今後も日本人は極力受けない。3時間半7600円の田舎のサイクリングに自分のお金を支払う(視察は経費)お客様から肯定的なクチコミばかりを引き出すのは難しいから。

旅に出ると「○○が良かった」とポジティブな感想を言うのが外国人。「○○がよくなかった」とネガティブな感想を言うのが日本人。この傾向は強いのです。

悪いクチコミを書くお客様は受けないようにする。

これは意識するだけで変わってきます。宿屋さんである私だからこそ、この辺のニュアンスはよーくわかります。

もちろん、国籍で決め付けるわけではありませんが、喜んでくださるお客様を積極的に受け入れ、喜んでもらえないお客様が予約してこない状況を作り出す意識は大切です。

旅に対してポジティブな行動をする傾向の高い外国人の受け入れ。インバウンドは早かれ遅かれ我々も対応していかなければなりません。

そんなヒント満載でかつ、頑張ってみようかな、と思わせてもらえた実りあるセミナーでした。拓さんとはまた色々とお話ししてみたいです!!


拓さん、ありがとうございました!!

 

コムサポートオフィス代表
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