田舎では真意はなかなか理解されず、まずは私利私欲の発言と解釈(誤解)されやすい

マーケティング

田舎でこれまでになかったことをしようとする場合。

反対意見は必ず出ます。

それは妬みや嫉妬である場合もあるし、本気で心配してくれている場合もあります。

単純に「お前が嫌いだから」というのもあるでしょう。


意見はかみ合わないのが普通です

人に真意を伝えるのは難しいし、こういった思考の相違をうまく合わせて行かないいけないから地域づくりって難しいのですよね。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

私の体験談を2つ。お話したいと思います。

真意と解釈のずれ(1)ダブル鍋の広報

2年ほど前、私の住む町で「ダブル鍋」プロジェクトというのが町の観光商工課主導で行われました。


香美町ダブル鍋プロジェクト

その5年前から私の集落ではトリプル鍋というのをやっていました。


8年前からやっているトリプル鍋

集落全体としての取り組みでした。


ちょうどジオパークが世界認定受けた頃でした

おかげ様で今でも私の宿のヒットプランの一つになっています。

: ページが見つかりませんでした

ダブル鍋プロジェクトがあった際、

私の宿や集落のやっているトリプル鍋もダブル鍋の宣伝の中に入れて下さい

と、役場の担当者に言ったんですね。

その回答に対する答えはNoでした。

その経緯を宿ブログに書いたのです。あ、決して批判的に書いたわけではないですよ。

その時のブログがこちら。

今話題の香美町ダブル鍋、実はトリプル鍋もあります!(但馬牛・香住ガニ・ハタハタ)
ニュースレターが印刷から上がってきました!!創刊号と0号です。かどやに2回以上お越しいただいたお客様に、今月中に発送させていただく予定です。解禁日までにはお届けできると思います。宿にも置いていますので、お越しいただいた時にご覧ください。今後

まあ、でも、トリプル鍋を入れない頭の固さってお役所ならではだなぁ~みたいなことをSNSでは言ったかもしれませんf^^;。

ただ、そういった発言って田舎ではこちらの真意とは違った形で解釈されます。

私の真意は

既に5年前からやっていて人気プランになっているトリプル鍋も絡めて宣伝しちゃった方が良いのでは?

もっと言えば、既にトリプル鍋をやっている私の宿なども一緒にダブル鍋を宣伝するので、宣伝効果としては更に高くなるのでは?

といった意味合いを持っていました。

既にトリプルで先行でやっている宿が8軒もあるわけです。

抱きこんでやってしまった方が宣伝効果は高いと思ったのです。

つまり、ダブル鍋にとって追い風が吹くんじゃないかと。

でも、どうやら周囲には

宣伝パンフレットに宿名を入れてもらえなかったから私が怒っている

と、捉えられていたようなのです。(後から人伝手に聞いて知りました)

そうか!そんな風に受け止められていたんだ!!

とビックリです。

ちなみにダブル鍋参画宿泊施設の1年間の総売上が発表になりましたが、全ての宿の売上を足しても私の宿1軒のジオ鍋の売上額の方が高かったです。

まあ、5年もやっているので当たり前かもしれませんが、そういった流れって利用した方がいいと思いますし、私は利用されても全然OKでした。

真意と解釈のずれ(2)団体バスの補助金

これは補助金の使われ方について私がSNSで”おかしい”って発言した時の出来事です。

これも2年ほど前の話です。バスのチャーター代が高くなったんですね。それにより一気に団体バス旅行が減少。そこで、役場が団体バス旅行の補助金制度を作ったのです。


バスの値上げは団体客誘致に大打撃だった

で、私もNPOがらみのジオツアー誘致とかで使えるかな、と調べ始めたら、急な発表であるにもかかわらず、あっという間に募集が終わったんですね。

で、色々利用者の話を聞いてみると、この補助金を使って新たなツアーを造成したのではなく、既にあるツアー、補助金がなくても開催されていたツアーにその補助金を適用させたパターンの方が多かったようなのです。

私は、「それって補助金の使い方としてどうなの?」って思ったわけです。

補助金とは新たな価値創造で活用すべき。

新しい企画事業としての団体バスツアーを誘致し、2回目からは補助金なしでやっていくと言った流れを作るものと私は解釈しています。

既にあるものに当てはめるだけでは意味はないでしょう。補助金は我々の税金から出ています。その使い方としておかしい、そこから新たな産業は生まれないよね、という問題定義として私はSNSに投稿しました。

でも、その真意とは違いそれをみた解釈は

私が補助金をゲットするのに出遅れた。その情報開示が遅かったことに起こっている。自分が補助金申請をするのが遅かったことを役場のせいにしている

と、周囲には解釈されている、と教えてくれた人がいました(苦笑)。

この2つの事例、皆さんならどうとらえますか?

正論でも私利私欲と解釈(誤解)される可能性がある

私は、これらの解釈に腹を立てているわけではありません。

一連の流れの中から、説明不足でただ怒ったり問題定義しただけだと、このような解釈をされてしまうのが普通なんだということに気づかなければならない、ということを理解したのです。

発言の真意を理解してもらうのは難しいと認識しよう

なぜ、私の発言がそのように解釈されるのか。

地元で私は単なる民宿の一親父として認識されています。

NPOとしての活動。まちづくりの勉強をしていること。

これらを知らない人にとっては私利私欲の為だけにやっていると解釈されてしまうということ。

そう、特に私のようにブログやSNSで発信量の多い人間は先日もお話したように

過激な発言は近隣ほど敵を作り、遠方にほどファンを作る

のです。

結果として地域コミュニティから浮いた存在になり、なかなか地域に受け入れられない。


浮きまくるか孤立するのどちらか

勿論、私の説明不足、伝え方がまだまだ稚拙であるというのもあります。

でもここで大切なのは、だからもう

発信を止めよう

とか

活動を止めよう

と思わないこと。

100人いたら100人に共感してもらうのは難しいし、反対する人もいます。

私も誰かの意見に「おかしい」と思うことはよくあります。

大切なのは、真意を理解しない人が悪いわけでもなく、自分が正しいわけでもない。

自分と意を異にする人は必ずいるもの。

それはお互い様なんです。

意を異にする人を”敵”と思わないこと。

同じ考え方の人で前に進む。

敵を作らず、味方(仲間)を増やす、です。

最終的には理解してもらう努力、誤解を解く努力は必要です。まずは共感して下さる仲間を増やす。いずれにせよ、思いを言葉にする場を作ること。

そんな思いを伝えられる場としてこのブログがあり、もっと深い部分でのつながりでメルマガで思いを発信することが大切になってくるんじゃないかって思っています。

それをお読みいただき、共感して下さる方とつながる”行動”を今後もしていきます。

コムサポートブログを書いている人
ガク&ヒロコ

私たち夫婦は、兵庫県の日本海側・豊岡市を本拠地に、全国の小さなお宿やお店の集客問題の解決に取り組んでいるコンサルティング事務所「コムサポートオフィス」を運営しています。私たちが実践して培ったノウハウや日々の実践例を、この公式ブログでお伝えしています。なお、ブログネタは宿に限らず、一般の事業者向けのものも多いです。

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