OTA(宿泊予約サイト)のPPC広告問題対策について

SNS・WEB全般

昨日、OTAに関する傾向と対策?!的なお話をしました。

宿泊予約のよく入るOTAとなかなか入らないOTAとの違い
先日からこのブログのアクセス数が急に伸びているなと思ったら、楽天トラベルの管理画面内にある掲示板の中で話題にしていただい...

自社サイト、Webにおける自社サイトからの予約は益々厳しくなってきています。

でも、単に広告で動線を買われて、直接予約するつもりだった方が、予約サイトに流れて行ってしまうのはやっぱり惜しいですよね・・。

 

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

OTA(予約サイト)のPPC広告問題

検索エンジン(GoogleやYahoo!)で屋号検索しても自社の公式サイトではなく、OTA(予約サイト)のリンクがトップに出てきてしまう。

この問題。お悩みな方も多いと思います。


屋号に限らず地域名検索でも予約サイトが
検索上位に来てしまいます

この対策、どうすればよいか。

以前私はじゃらんnetでこれに気づいた時、抗議して屋号検索を取り下げてもらいました。

でも、「民宿かどや」ではPPC広告は出ないけど「香住 かどや」ではPPC広告が出てしまう。ということは、検索トップは予約サイトのリンクを避けられませんでした。

今、楽天トラベルや海外OTAでは、屋号検索を取り下げるようクレームを入れても、取り下げてもらえないそうです。

自社サイトの方が下に来る。なんとも腹立たしい話ですが、仕方がありません。

検索エンジンの運営は広告で成り立っています。無料で活用しているわけですから、広告料を支払われている限りかなわない。現状ではそう判断するしかないようです。

しいてあげるならば対策は2つ。

一つはOTAには部屋提供をしない、もっと言えばOTAとは契約しないこと。


海外OTAと契約するとこの部分にも
リンクが貼られてしまう

もう一つの対策。自分も広告を購入する、という方法。

これ、心理的にやりたくない行為ですよね(苦笑)。

自社屋号の広告を購入する

おかしな話、理不尽だと思います。でも、よくよく考えてみると何万軒もある宿泊施設の屋号を購入するのって、1軒あたりにすればそんな大きな金額にはなっていません。

実は私、この1年ほど自社屋号をグーグルアドワーズで購入していました。

以下のような感じです。

「民宿かどや」で検索


自社サイトが「広告」でトップに

「美味し宿かどや」で検索


楽天トラベルの上に「広告」で自社サイト

見るタイミングによっては1位と2位が逆転している時があります。広告予算が上回ったり下回ったりすることがあるのでしょう。

なお、広告ですから転換率は出ます。

※転換率とは広告をクリックした人が実際に予約をしたパーセント。

その結果を見る限り、広告を出している分の元が取れる程度には出している効果はあるようです。

えっ??どれぐらいのコストがかかるって?!f^^;

まあ、J社の販促パックぐらいの価格を目安としておいて下さい。あくまで私の宿の場合であって、他のお宿さんも同じだけの投資金額で同様の転換率が出るかどうかは不明ですが・・・

少なくとも10室以下の宿であれば、月数万円の負担で済むと思います。

1年経って効果が出た!と思ったら「空き室検索」という新たな問題が生じてきてしまっています。今のところ私は海外OTAをやっていないので実害はないように思いますが、今後これがどのような展開になってくるかは分かりません。

検索エンジンは自社サイトの見方である。

20年近くそう思っていたWebの流れが変わってきている。

そういった意味でもお金をかけないWebマーケティングはより一層ブログやSNSに注力していかなければならない時代になってきているようです。

PPC広告での屋号買い。この行為が正しいかどうか。まだ結論はついていません。でも、現時点で少額投資で大きな成果が上がっているのも事実です。今後も検証していきたいと思います。

 

コムサポートオフィス代表
今井ひろこのブログはこちら
お問い合わせもこちらから

↓↓↓
今井ひろこドットコム
今井ひろこドットコム

タイトルとURLをコピーしました