実はですね。去年の10月の時点で「来年の6月のコムサポセミナーはすぎちゃん」と決めていたのです。念願かなって昨日、開催することができました。
セミナー前に訪れたコウノトリの郷公園にて
スマ中な人たち・・・
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
エクスマセミナーですぎちゃんが登壇したのはもう4年前なんですね。
4年前と今回のすぎちゃんの講演内容の違い
当時のすぎちゃんのセミナーはほぼアナログ中心でした。
まさにエクスマの王道。
商品の良さをどんなに伝えようとしても伝わらない。
お酒の価格競争が始まり。コンビニやスーパーがお酒を販売するようになり。
もう、商品の良さをPRするだけではダメな時代になってしまった。
そんな時に出会ったエクスマ。
例えばPOP。
更にはチラシにも。
ここまでは、4年前にも聞いていたお話。
この後はこれらをコストのかからないSNSにどのように転用していったかという私も初めて聞く話になりました。
細かい手法、テクニックは色々ありました。でも、それ以上にすぎちゃんの話を聞いていてデジタル、アナログ関係なく大切なこととして実感したことがありました。
共感を呼ぶのは人柄
すぎちゃんがエピソードチラシ、SNSでエピソードを発信することで共感を得た一番の理由。それはすぎちゃん自身の人柄をしっかりと読み手に伝えることができていたからだと思います。
エピソードは、商品の良さではなく、すぎちゃんの人柄、「この人から買いたい!」と思ってしまう人の良さを伝えています。
文章をたくさん書くというのは、書けば書くほど当人の人柄が浮き彫りになります。それは毎日書くブログだとなおのこと。人とのコミュニケーションが必要なSNSだと更に隠せなくなります。
大切なことがあります。
読み手はその人の書いている文章を通じて商品やサービスの内容、知識や情報でなく、その人の人柄の良さを感じ取っている。「ああ、この人良い人だな・・・」と思った瞬間に共感が生まれます。実はそれが最終的な購買決定につながっている。
言葉は知識や情報ではなく、人柄を伝えているのです。情報過多、SNS時代になってそれが更に顕著になってきています。
なので人はすぎちゃんのような誠実さあふれる文章、実際に会ってみるとその誠実さがにじみ出ている部分に共感する。そんな人から買いたくなる。
そんな風に思いました。
アナログの土台があるからこそデジタルに生きている
人柄と同時に大切なのは、やはり伝える力。すぎちゃんがSNSでしっかりと共感を得られるのは、アナログで伝える力をしっかりと持っているから。
これからはSNSの時代だから、と紙媒体を止めてSNSを頑張る。
紙媒体でうまくいっていた人ならばSNSにツールを移行してもうまくいきます。でも、紙媒体で結果が出せていない人がSNSに移行してもうまくいきません。
そもそも、販促のシナリオが描けていない。共感してもらえる発信ができないのですから。
個人的に思うのは、SNSの方が手軽な分、発信が雑になってしまったり、簡単に始められる分、簡単にやめてしまう傾向もあります。
思いの伝わるPOPやチラシが書けるからこそ、血の通ったブログやSNSの投稿ができる。アナログ販促(紙媒体)の経験がデジタル販促(更にはSNS)にも生きてくる。そんな風に感じます。
好きなことを発信しても、 必ず共感してもらえるわけではない
今回、とっても大切な気づきがありました。好きなことを発信していれば、それを好きな人には伝わる。一定の共感が得られる。確かにそう思いがちです。
でも、そこに「良い人柄」がにじみ出ないと、やっぱりなかなか共感してもらえるものではありません。
共感only<共感+人柄
この感覚がとっても大切なんじゃないかなぁと。
思いのこもったチラシはお客様にとって
お手紙であり、関係性を築くこともできる
SNSにおける一つ一つの投稿も、きちんと思いを持って読み手に対する心づかいをしながらきちんと丁寧に発信すること。
そんな優しさがなければどんなツールが良いか以前の問題です。
これからも、自分のお客様にあわせてSNSも紙媒体もバランスよく活用していく。それもお客様に対してのやさしさです。
そんなことを感じながら、すぎちゃんらしい講演を聞かせてもらいました。
セミナー企画・運営者でありながら、私が一番楽しみにしていた講演。楽しかったです!!
皆さんも楽しんでいただけましたでしょうか?
ご参加、ありがとうございました!
コムサポートオフィス代表
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