ツヴォイ流「中小零細企業が生き残るには?」~沖縄坪井セミナーその2

セミナー・講演会聴講

何回耳にしたでしょう。

「中小零細企業」というワード。2日間ツヴォイさんと一緒にいて、一番よく聞いた言葉だった気がします。


マーケティングセミナーですからね!!

我々中小零細事業者の視点からの切り口でお話ししてもらえる。

これこそツヴォイさんの講演が面白くかつ分かりやすい、何よりも自分事として聞きやすい理由です。

中小零細の事業者でうまくいっている人はどんな人?

生き残れる人はどんな人?

今日は私の解釈でのツヴォイさん流の考え方をお話ししたいと思います。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

ツヴォイさんは大手企業のサラリーマン、後継者(傘屋の三代目)、起業、上場、プータロ―というあらゆる立場を経験されています。


どの立場も知っているのが
ツヴォイさんの強みであり独自性

なので、大手にあって中小零細にあるもの。

もしくは中小零細にあって大手にないものを明確に知っておられます。

わかりやすいのが

大手にあって中小零細企業にないのはお金。

とはっきりと断言されていました。

確かにその通りです。

私がよく言うのが

宿泊事業者の広告は客室数が5室だろうが100室だろうが同じ料金

ということ。

月10万円の広告料は部屋数100室の旅館やホテルにとっては大きな予算ではありませんが、10室以下の宿の場合、なけなしの広告予算です。

中小零細は動かしている金額が少ない分、お金の面では不利なのです。

じゃあ、中小零細はどうすればいいのか。

個人事業主はどうすればいい?

ブログやSNSを勧めるのは、中小零細企業にとって、もっともコストのかからない方法だからです。

しかも大手よりも個人を出しやすいので、発信が伝わりやすい。

 

講演の中で、ツヴォイさんがこれからの中小零細事業者に一番必要なこと、と言われたことがありました。

「時間を作ることができるか」

いきなり答えを言ってしまいますね。

ツヴォイさん曰く、中小零細事業者にとってこれからの時代必要なのは

時間を作れること

だそうです。

この切り口で言われたこと、初めてですが、言われてみると確かに!!

逆説的に言ってしまえば、

時間を作れないやつは何をやってもうまくいかない

です。

例えば、先にあげたブログやSNS、やらない人、続かない人、多いですよね。

なぜできないのか?

多くの人が言います。

「時間がない」「忙しい」

「ブログを書く時間がない」

「SNSを見ている時間がない」

と。

あるいは、

「ビジネスを学ぶ時間が取れない」

ツヴォイさんもエクスマでうまくいっている人たちも、特異なキャラクターの人が多く(笑)、個性がウリのように思われがちですが、実は普通にしていても知識や技術というベースがしっかりしている人ばかりです。

「プロなら練習しろ!!」

「知識・技術のないやつはダメ!!」

ということも何度か言われていました。

なぜ学ばないの?

「時間がないから」

そう。

出来ない言い訳を「時間」に持っていく人があまりにも多い

「時間」を言い訳にする人はできない人が多い

のです。

時間を作るにはどうすればよいか

ツヴォイさんはこんなことも言われてました。

優秀なコンサルタントとはクライアントに時間を作ってあげられる人

と。

では、どうすれば時間を作ってあげることができるのか。

「選択する」お手伝いをするのです。

 

何か新しいことをする時には何かをやめる、失わないと入ってきません。

そうはっきりと伝えて取捨選択を迫るのです。

 

わかりやすい考え方の例えです。

今、10軒のお客様で手一杯とする。新しいことにも挑戦できない。
ならば、価格を2倍にしてお客様数を半分にできないかを考えてみる。

お客様数が半分になって価格が倍になれば、売上は同じ、利益は上がり、更には時間にも余裕ができる。

できた時間を新たな事業に充てる。

大きくなる会社の思考とはそういうことです。

 

まあ、実際はこんなにうまくはいかないでしょうが、考え方としては、このように突き詰めて考え、思い切って「取捨選択」します。

数売る、薄利多売は大手の発想です。中小零細は数少なく、多利少売で行く。そうすれば、時間も作れる、と。

最も時間を割くべきこと

では、先にあげたように時間を作るのはSNSをしたりビジネスセミナーを受けるためなのか。

SNSをしたり、学んだりするために時間を作る、という風に思われそうです。

でもツヴォイさんが「時間を作れ」と言ったのはそこではありません。

一番のポイントは

考える時間を作れ

ということでした。

ビジネスセンスとは?

知識や経験を「あー楽しかった」で終わらせるのではなく、「何で楽しかったのか?」を掘り下げていき、ビジネスに置き換えることのできる能力

だそうです。こんなこと、誰も教えてくれませんでした(笑)。

誰もが持っている独自性とはその人の”経験”です。誰であっても、その人の”経験”はその人しか持っていません。

そんな経験、事例をビジネスに置き換えることができないか。

このことを掘り下げ、考える時間を持てる人ほどうまくいく人、というのがツヴォイさんによる中小零細事業者がうまくいく定義です。

あ、あくまで私がツヴォイさんの話を聞いて自分なりに咀嚼して学んだ定義です。

ツヴォイさんに確認したら「ガク、それは違うよ」って言われるかもしれませんのでこの解釈には責任は持てませんのであしからず(笑)。

続いては、この

時間をとるべき「掘り下げて置き換える」組み合わせの編集能力について。

明日はこのお話をします。

 

コムサポートオフィス代表
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