宿泊客の増えない地方イベントは意味がない?どうすれば良い?

マーケティング

先日開催したオープンガーデンフェスタは地方イベント。


20万円の予算で千人の来訪者♪

地方イベントといえば以前、以下のコラムを衝撃を持って読んだことがあります。

地方は儲からない「イベント地獄」で疲弊する | 地方創生のリアル
2017年も読者の皆さんは、自治体や商工会議所など、さまざまな会議の場で「今年は新たに何をするか」「4月からの新年度は何をするか」ということをテーマにしているかもしれません。しかし、実は「何をするか」ば…

「その通り!」と思った方も多いはず。

お客様が来ないからとどんどんイベントを増やす。

対応するスタッフはいつも同じ。

段々と疲れてスタッフの参加が減ってくる。

そもそも、観光業に人にとっては自分のお店、宿があるのにイベントにスタッフ参加するのは大きな負担です。

人手がいくら必要でも足りない、というのが正直なところ。

にも関わらず、そのイベントをしたからといって宿泊客が増えたという実感もない。。。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

宿泊事業者の本音です。

イベントをするからには、イベントに人手や協賛金を出すからには、宿泊客が増えて欲しい。

夜のイベント(花火)や早朝イベント(朝早く集合のマラソン大会)は宿泊客とセットで考えることができます。

でも、例えば先日のオープンガーデンのような9時〜16時といったようなイベントの場合、オープンガーデンに来たお客様が宿泊をしてくれるということは滅多にありません。

実際、1000人近くの人が来て宿泊者は10名もいなかったようです。

むしろ、宿泊したら翌日オープンガーデンを開催していたのでちょっと集落を周回してみた、という方の方が多かったようです。

事実、私の宿にご宿泊いただいたお客様はそんな感じでした。

イベント参加者に宿泊を促すのは難しい

イベントに限らず、ある種の体験プランも、最近は宿泊とセットにするのは難しいです。

例えば私はダイビング付宿泊プランをやっています。

以前は、ダイバー対象のプランをしていたのですが、ダイバーはダイビングをするのが目的でそれ以外はできるだけお金をかけたくない。そのため日帰りで来られる方が多かったのです。

そこで、ノンダイバーである一般観光客に対しての「体験ダイビング付宿泊プラン」へとシフトしていきました。

初めてダイビングに挑戦、となるとダイビングに日々お金をかけているわけではありません。新しいアクティビティに挑戦するという「思い出作り」。こうなるとお財布の緩み方が変わるります。

オープンガーデンの場合も同様です。ガーデニングが好きな方は皆、日帰りで来られます。宿泊する理由がない。

そこで宿泊者を増やそうとしても難しいです。

ならば、宿泊事業者として別のキャッシュポイントを考えるべきです。

宿泊の見込めないイベントに対する考え方

例えば今回、私は観光組合にこんな提案をしました。

オープンガーデンに来る人は近場の人。この日に泊まってもらう努力をするのはやめて、観光組合として冬の松葉ガニのPRチラシを配布するようにしてみてはどうか、と。

1000人の人に配れるわけです。その中で冬の繁忙期にいらしてくださるお客様があれば良い。効果測定するならばクーポンをつければ良いわけです。

来シーズンにはそんなチラシを作って効果測定してみたいと思います。

多くの人に足を運んでもらう、というのは大切です。

その時に宿泊してもらえないから宿泊施設が協力しても意味がない、と考えるのは早計です。

先日もお話ししましたが、わずか20万円の予算でのべ1000人の来訪者を集められるわけです。

このチャンスに対して何らかのキャッシュポイントを模索しないともったいないですよね。

宣伝や集客と売上を分けて考えよう

人はいきなり購入しません。

知ってもらう→興味を持ってもらう→買ってもらう

という段階があります。

今の時代、いきなり買ってもらうのは難しい。

宣伝や集客もものすごく難しくなりました。


認知、共感、理由を経て購入

お客様が積極的に足を運んでもらえるイベントは貴重です。

上記図で言うと、有料広告の部分に該当します。

とはいえ、ただ宣伝しても、知ってもらっただけ、興味を持ってもらっただけで終わってしまうのはもったいない。

それをどう売上につなげるかを考えてみる。

「泊まってもらえないから宿泊事業者にはメリットないなぁ〜」

と考えるのではなく、これだけ集まっている人に今回でなくても、次回泊まってもらえるようにするにはどうすれば良いかと考えてみる。

イベントにおける自分たちのキャッシュポイントは自分たちで考えましょう。

人の集まる「場」を生かすも殺すも自分たちのアイデア次第です

タイトルとURLをコピーしました