小規模宿ほどSNSはやった方が良い!でないといずれホスト型民泊が主流になって民宿はいらなくなる

マーケティング

中小零細企業はSNSなんてやっている暇がない!!

そう思っている事業者さんは多いと思います。

時間的には確かにそうかもしれません。

でも、SNSをビジネスに活かすのは中小零細企業ほどやりやすい。

大企業ほど難しいです。

なぜか?

SNSは個人と個人の交流、コミュニケーションの場だからです。

大企業の〇〇にお勤めの□□さんと仲良くなれても、大企業〇〇とは仲良くなれないし、コミュニケーションもはかれません。

中小零細企業の場合、会社=社長だったりします。

まず、個人でつながってから会社を知ってもらう、という流れが作りやすいのです。


もう一度言います
SNSは中小零細企業ほど有利です!!

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

さて、のっけからSNSの話をしましたが、今日も民泊の話を絡めてお話します。

中小零細ほど社長やオーナーの”個”を発信しやすい。プロフィール写真を添えて発言すればなお効果的です。

そんな中、民泊もオーナーがホストとして対応するタイプとオーナー=ホスト不在型の2つに分かれています。

民泊は「観光型」と「空室対策型」2つのスタイルがある

民泊について今一度説明します。

民泊には2つのタイプがあります。

一つはホスト滞在型民泊。もう一つはホスト不在型民泊です。

昨日もご紹介した犯罪の温床となると考えられているのは主にホスト不在型民泊です。

ホスト滞在型というのはホームステイ型民泊とも呼ばれています。

家主と一緒に滞在するタイプのものです。

不在型というのは文字通り、家主と顔を合わせることなく寝泊りが完結するタイプのものです。

更に実態を言えば

ホスト滞在型民泊
・・・家主や他のゲストとの交流をすることで、旅の楽しさを実感してもらう観光主導型民泊

ホスト不在型民泊
・・・昨今問題になっているマンション等の空室問題、空き室がこんなに多くなっているのにまだマンションを建て続けようとしている建設業界の問題、これらの都合によって運営されている不動産・建設業主導型民泊

と私は分類しています。

不動産・建設業主導型民泊による影響

不動産・建設業主導型民泊によって観光業は影響を受けているでしょうか。都会のシティホテル、ビジネスホテルでは影響を受けているかもしれません。

元々、ビジネスホテルはコンビニエンスなホテルです。昨日のブログでお話したように、可能ならば対面のわずらわしさを省いた方がいい、と思うお客様も多いでしょう。

いかに迅速に手間なくチェックインとチェックアウト業務ができるか。そう考えた時、ホスト不在型の民泊は、予約して鍵の受け渡しさえ利便性良くできれば、非常に便利な仕組みです。

ただ「おもてなし」をよしとする観光業型ホテル、旅館、民宿にとって敵にはなりません。

別の業態です。

実は、これら観光業型の宿泊施設にとって脅威なのはホスト滞在型、ホームステイ型の民泊なのです。

なぜ、ホスト滞在型民泊は観光業にとって脅威なのか?

ホスト滞在型民泊は特に民宿やペンションにとって脅威になると感じています。

なぜならば、「ホスト滞在型」は「交流」「コミュニケーション」がメインになってくるからです。


中にはゲストやホストと触れ合える民泊も

実はこれってこれまでは民宿やペンション、ゲストハウスが担っていた部分です。

私の学生時代はいわゆる”旅の宿”が多かったです。ユースホステルも全盛でした。

ユースホステルでは夕食後に「ミーティング」と呼ばれるゲストやホストとのふれあいの場もありました。

オーナーや女将さんは勿論のこと、旅先で出会った人とのつながりでもより深い思い出を作ることができました。

安価で、しかも深い交流のできる民泊宿が出来たら・・・

サイクリストとして日本中を旅していた私が今の時代にタイムスリップしてきたら、間違いなく利用するでしょう。

そう、人とのつながりを生む”観光”を楽しめる民泊施設が増えれば、ホテルや旅館に比べて設備の良いわけでもない民宿やペンション、ゲストハウスは脅威にさらされるのです。

もしも私が民泊を経営したら。

きっとそういった昔のユースホステルのミーティングを復活させるようなゲスト同士が交流できる宿を作ると思います。

夕食もお好み焼きを皆で作るとか、そんなアクティビティを兼ねたものにするでしょう。


実際、Airbnbでは「お好み焼作り体験」
が販売され、人気体験になっています

小規模宿泊施設がしなければならないこと

そもそも、その地域独自のウリがあり、それに頼って宿泊施設が乱立した、というのが民宿やペンションの多い地域の特徴です。

昭和の終わり頃、海水浴で栄えた海辺の集落。スキーブームでビックリするほどのお客様が押し寄せた山の集落。今ならば「カニ」という食材でたくさんのお客様がいらっしゃっているのが日本海側の海辺の集落です。

温泉も言ってみればそういったキラーコンテンツの一つです。

何らかのウリのお蔭で宿商売が成立した。そこに交流やコミュニケーションがあったか。ある宿とない宿で大きな差になってきているように思います。

私の周囲を見ていても、どんどん設備投資をしていって旅館化していった民宿と、コミュニケーション主体で小規模宿の良さを改めてフォーカスしていった民宿やペンション。この2つに大きく分かれていきました。

私の宿は、、、

私が帰ってきて露天風呂を作ったり、部屋にトイレをつけたり、旅館化をはかりました。


民宿に露天風呂は必要だったか??

旅館化させることは、たくさんある旅館との設備合戦に陥ってしまう。

そのことにやがて気づきました。

小規模宿泊施設の良さである交流、コミュニケーションにフォーカスすること。民宿本来の良さを分かってもらえるような仕組みにしていくことが大切と判断し、今に至っています。

交流、コミュニケーションの為に必要なこと

では設備投資ではなく、交流、コミュニケーションの為に必要なことって何でしょうか?ブログやSNSを活用して、どんな人がどんな思いで商売をやっているかを可視化させることです。


現在、私の宿はまさにそのスタイルです

じゃあ、中小零細企業は皆ブログやSNSをやらないといけないのか。

それ以前にもっと簡単でもっとすぐにできることがあります。

ホームページ、ブログ、SNS、どこでも良い。自分のプロフィール写真を掲載する、ということです。


私の場合この写真をアイコンに使っています

誰が営んでいるのか。

その人はどんな人か。

それが事前にわかる宿とわからない宿があったら、あなたはお客様の立場でどちらを選びますか。

でも、田舎の経営者って自分の顔出しをするのを極端に嫌います。

屋号で発信することはあっても個人名で発信することはない。

何故そう言い切れるかというと、私も10年前までそうだったからです。

10年前の私のブログはFC2でした。そのブログのプロフィール。


Author:stonefishって誰?

民宿旅館かどや&食事処かどや別館店主。夏場は香住ダイビングサービスを運営。

って自己紹介していますが、自分の姓名は書いていませんww

そう。mixiとかが全盛で、この頃はまだ実名で名乗る時代ことが一般的ではなかったんですよね。

ブログ記事自体も・・・


Twitterかよww

人気(ひとけ)も個性もない案内板、単なるお知らせボード的なもので、今だと到底ブログとは言えませんよね。

10年前はまだこれで許されていました。いえ、10年前にちゃんと顔出しして今のレベルの文章書いていたら、きっとすごいことになっていたでしょうね(笑)。

でもね。

まだまだ田舎のオーナーさんは顔出し少ないです。

自己主張できていません!!

それじゃあ、存在しないのも同じです。

オーナーや女将さんが今のうちに”個”を出してちゃんと顔出ししていかないと、民泊のホストの人達にどんどんシェアを奪われていっちゃいます。

自分たちは法に則った宿泊施設だから大丈夫、ウリとなる食材や観光資源があるから大丈夫、と安心していたらやばいです。ホスピタリティ(おもてなし)も設備もホスト型民泊の方が民宿やペンションよりもクオリティが高い、と言われるかもしれない時代がすぐそこに来ています。

まずは難しいこと言いません。オーナー、女将のプロフィール写真と氏名、趣味ぐらいは開示される場を持っておきましょう。ブログでもホームページでもSNSでもかまわないですから。

って、それができていない人はこのブログをきっと読んでいないだろうけどなぁ・・・(;^ω^)

大型ホテルや旅館はオーナーほどお客様の前に顔を出したり、スタッフも入れ替わりが激しくなかなかWebに顔写真を掲載していない(できない)ということで、家族経営の小規模宿は顔出しに関しては業界の中では本来有利なのです。

これをお読みいただいている小規模宿泊施設、民宿やペンションのオーナーさん。まずはプロフィールや写真を開示した上でSNSやりましょうね。

コムサポートブログを書いている人
ガク&ヒロコ

私たち夫婦は、兵庫県の日本海側・豊岡市を本拠地に、全国の小さなお宿やお店の集客問題の解決に取り組んでいるコンサルティング事務所「コムサポートオフィス」を運営しています。私たちが実践して培ったノウハウや日々の実践例を、この公式ブログでお伝えしています。なお、ブログネタは宿に限らず、一般の事業者向けのものも多いです。

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