友達の紹介やSNSで知られても、結局は検索でGoogleマイビジネスの情報に行きついてしまう

SNS・WEB全般

今はソーシャルメディア、SNSの時代。

SNSをやっていれば大丈夫。

Google検索からの動線はそんなに気にしなくていいんじゃないの?

そんな風に思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、広告よりも友達からの情報やSNSのタイムラインの情報が購買動機になる時代。

でも、その後の行動を想像してみることも大切です。


SNS時代は検索を気にしなくても良い??!

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

友達にいいよ、と言われた。

SNSのタイムラインで興味を引いた。

皆さんならその後どうします?

リンクが貼ってあればそのままクリックでOKかもしれませんが、そうじゃない場合、検索しませんか?

Googleマイビジネスの問題もあり、私はSNS時代であっても検索対策は重要と考えています。

多くの人は検索で確認する

例えば宿の場合。

友達が良かった、と紹介してくれた宿がある。

あるいは、SNSで写真をアップしていてとても良さそう。

地域名と屋号を友達に聞いて検索した。

私の宿の場合、スマートフォンで以下のような感じで出てきます。


私の宿の「地域名+屋号」
検索結果です

私の宿の場合、PPC広告でトップに自社サイトが来ています。

自社サイトの屋号を広告で購入しているからです。

次に楽天トラベル。

OTAには楽天トラベルしか出していませんので楽天トラベルのみが来ます。

もしも自社サイトのPPC広告を出していなかったら、楽天トラベルがトップに来ます。

このPPC広告枠の下にGoogleマイビジネスが来ます。


一番下に空き室状況

ここが今、楽天トラベルになってしまっています。

私の宿が楽天トラベルになっているのは海外OTAに部屋提供していないから。

海外OTAにならないだけまだマシですが、自社サイトからの予約をしてもらえないのは事実です。

つまり、

せっかくお友達からの紹介、SNSのタイムラインで知ってもらった、という濃い関係性からの引き合いでも、グーグルを介した瞬間にOTA経由の予約になってしまう可能性が高いのです。

SNSでの関係性消費だから直接予約、注文してもらえるとは言い切れなくなってしまっています。

 

検索させなくても良い動線はできているか?

グーグルマイビジネスをしっかり管理しておくことは必要。

でもそれ以外にもやるべきこと、できることはあります。

例えば、情報を得た場に申込みフォームはあるか、です。

私の宿の場合、ブログファーストです。

ブログからホームページを介さずに予約動線を作っています。


ブログから即空室検索へ

思い付きですが私の宿の場合、「香住 かどや」で屋号検索してもらうよりも、「かどや ブログ」でブログに来てもらった方が外部流出なく完結してもらえるかもしれません(笑)。

他にもFacebookページの場合は直接予約動線になっています。


Facebookページには「予約する」ボタンが

このボタンを押すと


宿泊予約画面に飛びます!!

本当はGoogleマイビジネスもこのように予約フォームにリンクしてもらいたいんですけどね。

いずれにせよ、自分でコントロールできるプラットフォームには、Google検索を介さなくても自社予約まで完了できる動線は作っておくことが大切です。

名刺のurl紹介も改善が必要

アナログの販促物でもよくWebサイトの紹介をしていると思います。

例えば私の名刺はこんな感じ。


「民宿かどや」で検索、としています

「民宿かどや」でも「香住 かどや」でも先述のような検索結果になります。


PPC広告が最初にきます

ちなみにPPC広告トップにある自社サイトの広告。

その下にあるプランリンクの部分。


赤枠の部分です!!

ここ、直予約のプランリンクです!!

実は最近、直予約が増えてきているのはこの部分のリンクのおかげだと思われます(^o^)。

あ、話がそれましたっ。

安直に名刺に「屋号」で検索、と書くのは私のように屋号でPPC広告を買っていれば良いのですが、そうでない場合はGoogleマイビジネスに誘導してしまいます。

アナログPRもGoogleマイビジネスに持っていかれてしまうという悪循環です。

なので私も次に名刺を変更する時は「民宿かどや」で検索、ではなく「民宿かどや ブログ」で検索、としようかな、と思っています。


既に名刺裏面はブログリンクなんですけどね

これはGoogleマイビジネス対策としてではなく、あくまでブログを最初に見てもらいたい、ブログファーストの発想から来たものです。

公式サイトではなくブログへの誘導を重視する。アナログアプローチにもそこまで動線を考える必要があるかもしれません。

検索されないようにするのではなく、検索先を他にインターセプトされない場にすることを考える、という発想です。

これからも色々とやってみて検証したいと思います。

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