なぜ、セミナーは自分と異なる業界の話を聞いた方が勉強になるのか?

セミナー・講演会開催

私の商売は宿泊施設とダイビングサービス。どちらもサービス業、第3次産業です。

でも、先日第2次産業である製造業の会社の社長さんのお話を聞きに行きました。


東海バネの渡辺社長と

異なる業界のお話だからこそ、自分の業界に置き換えての学びや気づきがあるものです。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

さて、本日の午後になりますが、実は私、姫路で登壇させて頂きます。

電気屋さんの業界の集まりの基調講演でお話させて頂くことに。


なんで、宿屋のオヤジが電気屋さんの集まりで喋るの??

以前の私ならばそう思ったでしょう。

でも、エクスマセミナーにたくさん行った今だと、私個人としてはそういった疑問は起こりません。

コンサルタントの方の話よりも、実践者の方の話の方がより気づきが深いです。


私も登壇する時はあくまで
実践者として、です。

違う業界の、特に実践者の話の方が良い理由

どんな業界であれ、対お客様で商売をしている、という点は同じです。

例えばこれがコンサルタントが話をしたとしたらどうでしょう。

〇〇業界ではこういった成功事例が出ています。

⇒それはその業界だから。うちの業界では無理だよ。

ってなりませんか?

これが実践者の方の話を聞いた場合

〇〇をやって□□な結果を得ることができました。

⇒それって、うちの業界で言えば、こんなことをすることなのかな。

となります。

私自身、最近だとツヴォイさんのお話を面白いと感じるのはやはり、本人の「実践」に基づいたお話をされるから。


ツヴォイさんのお話は自身が実践してきた
ことからの気づきが多いから納得できる

ツヴォイさんの場合は中古品販売。それを宿の場合に置き換えて考えてみる。自分の独自性を見つけて発信する、業界の時流を読み、何が求められているかを考える。まさに業界の

置き換え

でたくさんの気づきや、だから明日からこういうことをやってみようというアイデアにつながるのです。

ブログやSNSでのデジタル発信や、ダイレクトメールやニュースレター。POPや看板などのアナログ販促物。

誰に対してどういうアプローチでどう行動してもらえるように伝えていったか。

その本質を見抜けば、業界が違ってもすぐに真似て行動できるはずです。

自分の業界の話だと、自分が事業者視点のまま話を聞いてしまいます。
しかし、他の業界になると、顧客目線が持つことができます。

置き換えの種は身の回りにたくさんある

例えば、先日ツイッターのタイムラインを眺めていたら、とても心に響く投稿がありました。

 

いや、ホント。経営者だったらそういう志でやっていきたい。そう思わせてくれる、元気を頂ける言葉です。そこで「頑張ろう!」で終わらせるのもOKですが、「あれ、これって自分もそうかも」と思うならば、このまま言葉を流用させて頂くというのもいいんじゃないかな、と。

例えば、今シーズンカニが高騰しています。毎年、宅配の注文を頂くお客様があります。カニは高くなっている。しかも、2,3割価格を上げても一回り小さい。質は悪くないんだけど・・・

でも、このまま注文いただいて、値上げでかつ一回り小さいカニを送ったらクレームになるか、お客様に不信感をもたれてしまいます。そこで、私は先述のツイートをヒントにいつも宅配の注文を頂いているお客様へお手紙を送りました。

 

いつまでかに通販が実施できるか・・・。カニのレベルを下げてまで通販を続けようと思っていません。自信を持ってご提供できるカニが手に入らなくなった場合は、かに通販は終了させて頂くことになると思います

事前にお知らせすることで、トラブルを回避できたと思います。かつ、正直にお話したことで、値上げしていても、去年と同じペースで今年も注文を頂いています。

私自身、ハッとする文章や言葉はメモするようにしています。ただ、感銘受けて終わりではなく、自分の立場でこの言葉を置き換えられる状況も考えるようにしています。

そうなんです。置き換えって自分の身の回りにたくさんあります。この”置き換え力”があるかないかでセミナーに出たり本を読んだり、あるいはSNSで文章で触れた時、行動に大きな違いが出てくると考えています。

同じ業界での実践例は、それはそれで勉強になりますが、意外と当たり前すぎて行動に移せないことが多いです。むしろ、他業種の実践例の中からの気づきにこそ良い行動のヒントが隠されています。

同業他社がまだ実践していないうまい成功法が隠されている場合もあります。

というわけで、今日の午後からの登壇、頑張ります!!私の宿での実戦経験が電気屋さんの皆さんのお役に立てると嬉しいです。

 

コムサポートオフィス代表
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