Googleマイビジネスで宿泊施設のカテゴリが改訂に?

ホテル宿泊施設のビジネスに関するGoogleマイビジネスのカテゴリについて Googleマイビジネス

2020年10月中旬、Googleマイビジネスの管理画面で宿泊施設の民宿などでメインカテゴリが更新されていました。その後、Googleが新たに宿泊施設向けのカテゴリについてヘルプページを新設し、グレーゾーンだった民泊についても明確に記載されました。これについてご紹介します。

どのようにカテゴリが更新されていたか?

当初のメインカテゴリは「旅館・イン」。これは主人の宿を登録する3年前にサポートに「民宿は何で登録しますか?」と確認したら「旅館・イン」です、といわれて設定しました。余り馴染みが無い言葉ですが…

それが10月中旬に「旅館・イン」→「旅館」に変更されていました。主人の宿だけであれば「ローカルガイドが変更したのかな?」と思って、再度「旅館・イン」にしていたと思います。他に管理している民宿もみな「旅館・イン」→「旅館」または「イン」に更新されていましたので、Googleが改訂したのだと気付くことができました。

Googleマイビジネスの設定(民宿かどやを例に)

ところで、宿泊施設のカテゴリはGoogle検索の屋号検索や「エリア名+業態」では表示されず、Googleマップで表示されます。しかし、Star-Rating(ホテルランク評価)がある宿はホテルランク評価が優先され、その評価がまだGoogleにされていない宿は、今日現在、そのままメインカテゴリが表示されています。

「香住 民宿」での検索画面(Googleマップにて)

ローカル検索において、Googleマイビジネスのカテゴリは検索要因として影響力があると推測され、ここを間違えると検索結果に表示されないこともあります。なので相当に気を使います。

今回改訂された宿泊関係のカテゴリとは

宿泊施設のGoogleマイビジネスの管理画面は一般事業者と同じですが、ヘルプページはGoogleマイビジネスヘルプページだけでなく、GoogleHotelCenterやGoogleTravelなどのヘルプページにも分散していますので、そこにも目を通しておく必要があります。

理由は弊社ブログでも伝えているように、宿泊施設のナレッジパネル(情報が掲載されている画面)は大きく2パターンに分かれているためです。

さて、カテゴリの説明が記載されたページはこちらです。

ホテル、宿泊施設のビジネスに関する Google マップのカテゴリについて
https://support.google.com/hotelprices/answer/9970971?hl=ja&ref_topic=9301472

Google HotelCenterヘルプページより転載

それによると、下記14個の宿泊施設のカテゴリについて詳細説明が記載されています。(一応、世界共通です) ヘルプページの表現をそのまま記載しますと・・・

  • ホテル
  • モーテル
  • リゾートホテル
  • イン(プチホテル)
  • 長期滞在型ホテル(アパートメントホテル)
  • ゲストハウス
  • B&B(民宿)
  • ファームステイ
  • ダラムシャーラー
  • 和風旅館
  • 山小屋
  • カプセルホテル
  • ラブホテル
  • キャンピングキャビン

特に説明が必要なものについてピックアップしてみます。

ホテル

Google でホテルとして扱われるためには、20 室以上の客室が必要です。客室数が 20 室未満という点を除き、ホテルの定義を満たしている場合は、イン(プチホテル)(宿泊客以外も利用できるレストランがある場合)またはゲストハウス(そのようなレストランがない場合)に該当します。

https://support.google.com/hotelprices/answer/9970971?hl=ja&ref_topic=9301472 から抜粋

と記載されているように、

  • ホテル…20室以上
  • イン(プチホテル)…19室以下のホテルで宿泊客以外も利用出来るレストランがある場合
  • ゲストハウス…19室以下のホテルでレストランが無い場合

に分かれるようです。

イン(プチホテル)

客室数が 20 室未満の小さなホテルです。イン(プチホテル)として分類されるためには、一般客が利用できる飲食サービス設備が施設内にある必要があります。

https://support.google.com/hotelprices/answer/9970971?hl=ja&ref_topic=9301472 から抜粋

旧「旅館・イン」を選んでいる民宿やペンションの中には、こちらの「イン」にGoogleが設定したところもあります。宿泊客以外の一般客も常時使えるレストランが無く、宿泊客だけに2食付きで提供する場合は、メインカテゴリが「旅館」で追加カテゴリに「イン」を選ぶほうが良いのかなと思います。

長期滞在型ホテル(アパートメントホテル)

長期滞在型ホテル、アパート式ホテルは自炊型の家具付きホテルやアパートで、施設の所有者がビジネスとして運営しています。各ユニットに 1 つ以上のベッドルームとキッチンがあります。(中略)長期滞在の場合は割引料金が適用されることもありますが、最低宿泊日数は 1 泊からです。

https://support.google.com/hotelprices/answer/9970971?hl=ja&ref_topic=9301472 から抜粋

となっているので、短期宿泊型の、キッチンが付いたコンドミニアム(リゾートホテルを除く)などはこれに含まれます。

ゲストハウス

ゲストハウスは食事を提供する場合があります。ただし、食事のオプションに家庭料理の朝食が含まれる場合は、B&B(民宿)のカテゴリの方が適しています。客室数が 20 室未満で、宿泊者以外も利用できるレストランがある場合は、イン(プチホテル)のカテゴリが適しています。

https://support.google.com/hotelprices/answer/9970971?hl=ja&ref_topic=9301472 から抜粋

ですので、ゲストハウスで朝食が付いている場合には、サブカテゴリに「B&B(民宿)」を追加するとよいでしょう。

B&B(民宿)

B&B(民宿)は、個人の住宅を利用した個人経営の小さな宿泊施設です。ゲストハウスに似ていますが、B&B(民宿)は宿の主人が居住している家で宿泊客に対応します。家庭料理の朝食が提供されます。朝食はレストランで提供するのではなく、宿泊客ごとに用意する必要があります。朝食以外の食事もリクエストに応じて提供される場合があります。

https://support.google.com/hotelprices/answer/9970971?hl=ja&ref_topic=9301472 から抜粋

民宿を一番よく手掛けているのですが、なーんだかなという感じです。民宿は二食付きが基準のため、もし二食付きの場合で浴衣などを提供される場合には、次の「旅館」を選ぶほうが良いと思います。

和風旅館

和風旅館は日本の伝統的な旅館です。宿泊客は畳と障子の和室で床に布団を敷いて寝ます。「旅館」とも呼ばれます。共同浴場があるのが一般的で、「浴衣」と呼ばれる着物がアメニティとして提供されます。日本では、和室と洋室の両方を備えた施設もあります。このような施設には、和風旅館ともう 1 つのカテゴリ(ホテルやゲストハウスなど)の両方を割り当てることができます。

https://support.google.com/hotelprices/answer/9970971?hl=ja&ref_topic=9301472 から抜粋

この英語版を見ると、項目名は「Japanese inn」となっていますので、和室のある民宿と旅館は「旅館」を選ぶほうが良く、浴衣を提供しないペンションなどは「イン(プチホテル)」をメインカテゴリに、サブカテゴリに「和風旅館」を入れておいた方が良さそうです。

全世界で使われるホテルカテゴリに「Japanese inn(日本版では”和風旅館”)」が採用されたことも素晴らしいです。しかし、旅館は和風がベースになりますので、この翻訳等については、フィードバックしておきたいと思います。(方法は後述)

民泊について

ヘルプページにもあまり記載がなくグレーゾーンだった「民泊施設」ですが、この度、Googleは明確に定義しました。下記質問の答えで「はい」が 2 つ以上ある場合は「宿泊施設」とし、「はい」が 1 つだけ、または 1 つもない場合は、民泊施設に該当するとしています。

  • 新しい宿泊客がチェックインするためのフロントデスクがある
  • 施設に常駐の管理スタッフがいる
  • 予約なしの宿泊客を受け入れている

予約無しの宿泊客を受け入れている、という部分は日本の合法民泊ではそぐわないので、フロントデスクと常駐スタッフの有無が問題になってきます。あと私の経験上では、看板があり、その写真が求められたりすることもありました。

民泊施設はGoogleマイビジネスのオーナー登録はできません。民泊は基本的にはお家の一室を貸すもので、宿泊利用契約が結ばれてからお家の住所などが利用者に示されるものなので、Google マップに表示しないという理由から、オーナー登録ができないようになっているみたいです。

しかし、その代わりに、ユーザーが特定の地域で宿泊施設を検索した場合、民泊施設は Google 検索の検索結果と広告(GoogleHotelAds)に表示されるので、検索で全く表示されないわけではありません。マップも「およそこの辺」という感じで表示されます。

(おまけ)Googleにもの申す「フィードバック」の方法

ヘルプページをご覧下さったら分かるように、出来たてほやほやのヘルプページは、「和風旅館」という「???」のような翻訳や、「ペンションはどうなるの?」という記述、「貸別荘は民泊かアパートメントホテルか?」など、不明瞭や不足点が多いのです。

そういうときのために、Googleにもの申す「フィードバック」という制度があります。私もこのページを含め、ヘルプページはほぼ毎日「ここは不明瞭でこう書いて欲しい」など日本語で投稿しています。ぜひ、宿泊関係者はフィードバックしていただきたいです。

(方法)

1.ヘルプページを開ける

ホテル宿泊施設のビジネスに関するGoogleマイビジネスのカテゴリについて

2.カーソルを枠線に沿わせると、ブロック毎に吹き出しマークが表示されます。

3.クリックするとポップアップが表示されますので、該当するものにチェックを入れ、内容を記載し送信します。

より良い運用を皆様と図っていきたいので、ぜひご協力よろしくお願い致します。


以上、新しく定義された宿泊施設系のカテゴリについてお伝えしました。ご不明な点がございましたら、Googleマイビジネスのサポートへお問い合わせ下さい。

コムサポートオフィスでは来年1月から、内容をブラッシュアップした「Googleマイビジネス(宿泊施設編)」のオンラインセミナーを再開致します。ぜひご期待ください。


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