出張先で感じた感染予防対策〜安全を確保して旅行をしよう

GoToキャンペーン

こんにちは!普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク(@kasumi_gaku)です!

さて、今回You Tube Live in Sendaiを開催したことで、急きょ仙台出張をさせていただくことができました。行程としては以下の通り。

1日目:夕方自宅を出発→19:40神戸着。南京町で中華料理を食べ、神戸ポートピアホテルに泊。

2日目:神戸空港7:35発仙台便で出発。仙台空港より電車で仙台駅へ。10時から予約していた貸し会議室へ。準備とライブ配信を15時まで。終了後、ホテルモントレ仙台にチェックイン。17時より西谷雷佐さんと会食。

3日目:レンタカーを借りて秋保温泉へ。ランチはアキウ舎にて大豆ミートのタコライス。道中スリーエム仙台市科学館にて開催している佐藤長明写真展を見学し、松島へ。松島散策後、仙台空港へ向かい、牛タン定食を食べ、19:35発神戸空港行きに搭乗。21時神戸着、そこから車で23時半頃帰宅。

こんな流れでした。

ホテルの客室、貸し会議室には必ず空気清浄機があった

まず、客室について。目を引いたのは空気清浄機。神戸も仙台もシャープのプラズマクラスタでした。


神戸のホテルにて


仙台のホテルにて

私の宿も同じ機種です。ホテルの場合、高層階ですし窓を開けて換気をすることができません。換気扇がついているとはいえ、更に空気清浄機があると安心感があります。

今回の新型コロナウイルスに対するデータはありませんが、一応以下のような報告がなされています。

世界初、プラズマクラスターイオン(R) 技術が浮遊『コロナウイルス』を不活化

貸し会議室にはダイソンの空気清浄機がありました。効果のあるなしに賛否はあるかもしれませんが、置いておくこと自体はもはやマストになっている感じがしました。

コロナ対応型の接客

ホテルモントレ仙台さんでは既に、チェックイン時に全員の体調及び過去2週間以内の海外渡航歴のチェックシートへの署名記載と、手首を使った非接触体温計での検温が始まっていました。また、朝食についてもビュッフェではなく、個食に。チェックイン時に大体の朝食の時間を聞かれました。最初は

あれ?なんでホテルの朝食でスタート希望時間を聞かれるんだろう?

って思ったのですが、翌朝朝食会場に行って納得。ソーシャルディスタンスを考慮した机の配置、椅子も少なめ。椅子の配置も皆、同じ方向を向くようにしていました。時間ごとにお客様の人数制限をされていたんですね。


ホテルの洋朝食

ちなみに個食を運ぶだけでなく、サラダのドレッシングの希望を聞いて回ったりとか、席数は減らしているのに、スタッフ人数は1.5倍ぐらいになっているのでは、と感じました。お客様の定員は減らしているのに、スタッフは増やさなければならない。観光客やビジネスマンが減っているのでいつもに比べて低料金。

感染対策の徹底ぶりに感心すると同時に、観光業にとって厳しい時期であることを実感しました。

仙台市民のマナーの良さに感動

そして最後に。仙台空港に到着し、電車の中、仙台駅付近。マスクをしていない人を一人も見かけませんでした。

信号が赤から青に変わる瞬間のフライングもなし(笑)。総じて市民のマナーの良さを実感しました。全国的にみて東北の感染者が少ないのはマナーの良さなのかもしれません。

もちろん、多くのお店でソーシャルディスタンスは徹底。


飲食店のカウンターの椅子は一つ飛ばし


レンタカー屋さんの送迎車


仙台空港にて

どこも安心安全に配慮して頑張って営業されていることがわかります。こういった各事業者の努力は仙台に限らずどこの地域も頑張っておられると思います。

旅行は本当に感染を広げるのか

今、陽性者が増えているから危険。旅行は感染を拡大させる行為なので自粛するべき。そんな風潮が目立ちます。

今回、自分が旅して思ったのは、「旅行」が危ない行為、感染を広げる行為ではないということ。

もちろん、事業者側が感染防止に努め、旅行者もマスクをしたり手指洗い励行、三密を避けたり、新しい旅のエチケットを守ることで感染防止に努めました。


新しい旅のエチケット

受け入れ側が衛生管理と3密を防ぐ工夫をしっかり行い、旅行者は新しい旅のエチケットを遵守する。勿論、発熱があったり体調が悪い場合は旅行しないこと。

これらを遵守することでコロナ禍でも旅行ができる状況を作り出す。ウィズコロナの時代です。

実際、旅館やホテルでクラスターが発生したという事例はありませんし、今はあらゆる観光地、観光施設が人数制限を設けています。

旅行でコロナ感染はしない。感染するならば旅行者のマナー違反や受け入れ側の衛生管理軽視から起こるものです。

GoToキャンペーン、本当の目的は?

GoToキャンペーンは落ち込んだ観光業に対する需要喚起を目的としている、と一般的には考えられています。勿論間違いではありません。観光庁のWebサイトによれば


5月度の観光業の昨対は2.4%

となったそうです。去年の売上が97.6%ダウンしているわけです。実際、私の宿の場合、5月は丸々休館にしていましたので売上はゼロです。100%ダウンでした。

ここまで落ち込んだ需要は、公的資金を投入して喚起させるしかない、という考え方です。しかし、現実はどうでしょうか。陽性者が増えている今のタイミングでスタートしたことにより、かえって旅行に対するネガティブキャンペーンが始まってしまいました。

GoToキャンペーンの発表で私の宿も7月の直近はむしろキャンセルが増えてしまったように思います。キャンペーンによる35%引が始まれば多少は予約が入ってくるかもしれませんが、今回のGoToキャンペーンの強引な前倒し実施が「旅行」を悪者にしてしまった感があります。現時点では「旅行に対する需要喚起」という意味では逆効果です。

しかし、昨日の赤羽大臣の会見では

GoToトラベル事業はウィズコロナの時代に新しい旅のスタイルを普及・定着させる大きなチャレンジ

と会見の最初と最後に言われていました。

詳細はこちらのブログをお読み下さい
↓↓↓
https://www.kasumi-kadoya.co.jp/blog/26855

私自身、GoToトラベルキャンペーンを行う意義はまさにここにあると思っています。確かに、急激に落ち込んだ観光業界に売上を計上させたい。しかし今、無理に需要喚起させても、キャンペーン終了後はどうなるでしょうか。お金の切れ目、キャンペーンの切れ目が縁の切れ目。オリンピック需要へと繋がれば良いのですが、来年1月にキャンペーンが終了して夏のオリンピックまで持たない事業者が続出するかもしれません。

仮にコロナ禍があと1、2年続いても、規模は縮小しながらも観光業が存続できる状況にしておく。その考え方が

ウィズコロナの時代に新しい旅のスタイルを普及・定着させる大きなチャレンジ

であると私は考えます。

最大の目的はウィズコロナでも旅行ができる世の中になること

キャンペーンでどんなに需要を喚起させようとしても、コロナが怖い、感染が怖い状況では旅行者は増えません。どんどん自粛傾向になってしまいます。

大切なのはコロナ禍でも安心して旅行ができる世の中を作ること

です。

事業者は頑張って衛生・三密対策を行なっています。3、4月に行なっていたやり方よりも今の方が進化しています。

続いて旅行者側の旅行スタイルへの適応。特に新しい旅のエチケットを遵守しているか。


マスクは必須

感染が怖いから旅行に行かない、ではなく、安全を担保して旅行をしよう、に。

実際、自分たちが旅行をしてみてそれが可能であると実感しました。勿論、回避すべき場所は回避するとして。

GoToキャンペーンがあってもなくても、旅行者は新しいマナーを遵守し、受け入れ側は安全安心基準の日々の進化を。一方でミスが起こっても、もう一方がリカバリーする世の中に。

皆さんもぜひ「旅行」して下さい。

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