観光カリスマ山田桂一郎先生を招いてのコムサポYou Tube Live vol.9、ここに注目!

You Tube

こんにちは!普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク(@kasumi_gaku)です!

いよいよ明日、コムサポYouTube LIVE Vol.9「サマースペシャル」開催します!

・日時:2020年7月8日(水)21:00~22:00(日本時間)
・参加費:無料
・参加方法:https://youtu.be/YafFlyx3o2E
(YouTubeライブ配信)

イベント詳細:
https://www.facebook.com/events/560984868145964/


特別ゲスト:山田桂一郎先生!

今日は前日ということで、見どころ聞きどころをお話しします。

メインメッセージ「コロナ後もコロナ前と同じで良いの?」

今回、1時間のトークセッションでお伝えしたいこと。

2020年予想だにしなかったコロナショック。従来のやり方が大きく揺らぎました。今後収束に向かった時。果たしてコロナ前と同じ考え方、同じやり方、同じ慣習に戻って良いのでしょうか?

そもそも皆さん。

コロナ前の観光業の流れに満足していましたか?

Go Toキャンペーンという観光需要の刺激策も始まります。それを踏まえて、桂一郎先生に色々お話を伺いたいと思います。

山田桂一郎先生略歴
スイス・マッターホルンの麓、ツェルマット在住。2005年に観光カリスマ(内閣府・国土交通省(観光庁)・農林水産省 認定):「世界のトップレベルの観光ノウハウを各地に広めるカリスマ」として、これまでのヨーロッパを中心とした環境保全(環境保護・保全活動プログラム、環境教育、環境アセスメント等。海外在住者として初めて日本の環境省に登録された環境カウンセラー)と世界各地における滞在プログラム・ツアーの実施と観光・集客交流の事業化、マーケティングの経験を活かし、観光・地域振興(まちおこし・自立型地域経営、サービス向上、人材育成や中心市街地・商店街活性化等)に関する講演やセミナーの講師として全国各地から招聘されている。

私たちが山田桂一郎先生から学んだこと

私たちが山田桂一郎先生と出会ったのは2016年の夏。同年11月に「観光立国の正体」を出版。この本に書かれていたことをベースにこの5年間で様々なことを学びました。


コアなお話は全てこの本に書かれています

そんな中で私が心酔する軸となる考え方が2つあります。

(1)リピーターの獲得を目指す

ここでいうリピーターとは誰のことか?宿ならば宿のリピーター。飲食店やお土産屋ならばそれぞれのリピーター。そのように発想すると思います。

観光立国スイスにおいてツェルマットという人口5700人の村が200万泊もの観光客を受け入れている。ブルガーゲマインデという民間の自治運営団体(日本だとDMOが近い組織)は観光をメインに1年で60億円の売上があり、そのうち40億円を州政府に渡している。

日本のDMOは国からの補助金なしでは運営できないが、スイスの一つの村にある同じような組織は利益を上げてそれを州に、そこから国に収めているのです。

このブルガーゲマインデのお話の中で、私が印象深かったのは、地域全体でリピーターさんのおもてなしをする、というエピソード。

つまり、村に来るリピーターが把握され、マーケティングデータとして活用されている。例えば「Aさんは○○ホテルに何回泊まった」というデータは通常その○○ホテルしか知りません。しかし、ツェルマットでは、Aさんは○○ホテルに何回、□□ホテルに何回、△△ホテルに何回と、ツェルマットに何回きたかが把握されている。20年連続来訪されていることがわかれば、それを示すバッジを胸につけることができ、村内の様々な飲食店や施設で優先的に最高のサービスを受けられる。つまり、

地域全体でリピーターを迎える仕組みができている

とのことでした。「リピーターの獲得を目指す」とひと言で言うと、「人口が減るこれからの時代は一見さんや団体客よりも常連さんだよね」と多くの事業者が理解できる話だと思います。

ただ、個々の事業者がどんなに頑張っても、地域の落ち込み、景気の落ち込みに抵抗できない。地域全体での総力戦という意味での「リピーターの獲得」です。

(2)「地消地産」により地域内経済循環を高める

「地域全体での総力戦」という意味では、観光収入を観光関係者だけで得ようとすることにも無理がある。「地産地消」ではなく「地消地産」で地域内経済循環を高め、観光業者が潤えば、地域全体の様々な事業者が潤う好循環を作らなければならない。

このお話も衝撃的でした。

例えば、スーパーでチーズが売っている。地元のチーズが2千円、外から入ってきたチーズが5百円ならば、飲食店は高くても地元産のチーズを必ず購入して使う。

ガソリン自動車の乗り入れ禁止、電気自動車のみ、という環境に配慮した取り組みをされていますが、小さな村の狭い道に合ったサイズの電気自動車をどんなに高くなっても地域内で製造する。

そうやって観光客から得た外貨を地域内で循環させることを徹底し、観光業以外の産業も潤っていける仕組みを作り上げています。

日本の観光業において、この2つは意外と難しいのではないでしょうか。勿論、スイスの真似をしろ、というわけではありません。

ただ、こういった発想がないから安売り合戦に巻き込まれ、割高な地域産品を避けるか、もしくは地域産品を買い叩いて観光事業者以外に観光の恩恵が享受されない状況を作ってしまう。

長年スイスで生活し、スイスの観光事業者として活動している桂一郎先生から見て、今の日本は、これからの日本はどのように進んでいけば良いと見えるのでしょうか。

イベントも全て中止!ガラガラポンのチャンスが来た!?

コロナ禍は日本の、世界の観光産業に大きな打撃を与えました。また、ほとんどのイベントが中止に追い込まれました。しかし、これは仕組みを変えるチャンスが来た、とも言えます。

そのイベントは誰に向けてやっていたのか?どのような経済効果を求めたのか?実際やってみて期待通りの効果が出たのか?

曖昧な予算消費ありきのイベントが多かったかもしれません。それを見返すチャンスです。観光協会がイベント屋になってしまうのではなく、マーケティング部隊に切り替わるチャンスが来たのかもしれません。

Go Toキャンペーンで需要が喚起されます。その時、世の中がどう動くと予想され、私たちはどのように動けば良いのでしょうか?


では、地域の人たちがどう動けば良い?

今回のLIVEでの見どころ、聞きどころ

と、私たちが桂一郎先生から学んだ2つの大きなポイントをお話しさせていただきました。では、実際に地方で頑張る、観光業に携わる人たちは今後どのように考え、どう行動していけば良いのでしょうか。今回は、トークセッションの時間が1時間しかなく、その中でチャットによる皆さんからの質問にも対応したいと思っています。

そのため、特に事業者の人たちがどう行動すべきか、Go Toキャンペーンでどのような結果が予想されるかにポイントを絞ってお話ししていきたいと思います。大枠としての地域活性化、地域創生のお話はほどほどになってしまう可能性がある旨、ご了承下さい。

まずはこちらのブログをお読みいただき、ぜひ7月8日21時からのLIVEに備えて下さい。私たちもお話を聞くのが楽しみです!!

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