地球の歩き方総合研究所による第1回懸賞論文にて最優秀論文賞を受賞しました!

お知らせ

こんにちは!普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク(@kasumi_kadoya)です!

ご報告ブログです。この度私は、海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」を発行する㈱ダイヤモンド・ビッグ社の旅に関する調査・研究・コンサルティング事業部門である地球の歩き方総合研究所が実施した第1回懸賞論文において最優秀論文賞を受賞致しました。

正直私自身、文章を書いて何かを受賞するのは生まれて初めてです。大変名誉なことであると同時に、自分の書いた文章が認めてもらえることの喜びを噛み締めています。


受賞紹介サイトはこちら

「今後のインバウンド観光のトレンドからみた地方誘客のための観光戦略」というテーマで昨年5月1日から9月30日まで募集があり、9月の上旬に私は提出いたしました。

ザックリ言うと。

自分が地方において宿泊施設を経営していて難しいと感じているインバウンド観光の問題点を指摘し、地方の観光業者が今度どう対応していけば良いのかを考察しています。

私がブログやメルマガ、ツイッターでよく言っていること。日本人が常識と思っている旅行の概念は外国人から見れば非常識が考え方のベースとなっています。

例えば、夕食付での販売、部屋売りではなく人数売り、子供料金の設定、決められた食事時間など。団体旅行の受け入れから始まった旅館業は特にルーティンで(悪く言えば)お客様をさばく感じの接客になってしまい、個別に対応するのが苦手な傾向があります。

そこにきて、フレキシブルな対応、きめ細かいサービスをするのに必要な人手が不足。日本型の宿泊ビジネスモデルの維持が厳しくなって来ていることを実感しています。

私はこの数年間最も師事し、学びの場をいただいているのが観光カリスマの山田桂一郎先生です。


初めてお会いしたのは2016年12月

観光資源の少ない数千人の村でも観光収入で成り立っているスイスの村々仕組みを聞いて、日本でも応用できないかと考えたことが今回の論文の発想のスタートでした。

日本は宿でもお土産屋でも食堂でも同じ食材で同じグレードのものばかりが乱立します。集落に同じ規模で同じ料理を出す宿ばかり。おみやげ屋さんもたくさんあっても売っているものはほぼ同じ。

それに対してスイスでは集落内で宿泊施設がグレードによって一つ星から五つ星まで選べ、食事も日々お店を変えることができます。でも、これって泊食分離がスタンダードな海外では当たり前のことなんですよね。私の住む集落もどこの選んでも似たり寄ったりの宿が30軒以上あり、町の海沿い全体で見ても似たり寄ったりの宿が100軒以上あります。しかも後継者不足、人手不足で悩んでいる。

このままではどんどん廃業が進み、地域全体の落ち込みへとつながっていくのではないか。そんな危機感を肌で感じながら書いたのが今回の論文です。論文はPDFにて以下よりお読みいただけます。

http://www.arukikata.co.jp/research/doc/award_imai.pdf

コムサポートオフィスの理念は地方の小規模事業者を元気にすることです。しかし、今のままですと一部の事業者さんだけが儲かっても地域全体としては疲弊していきます。いずれは儲かっている事業者さんも地域の落ち込みに引っ張られて衰退していくのも時間の問題です。

そのために困難ではあっても、物理的には実現可能な回避策を提案させていただきました。私自身、自分が60歳前後になった頃はこれをやっていないと地域として、地域で宿を営む上で存続できていないんじゃないかな、と感じています。そんな視点からお読みいただけると幸いです。

http://www.arukikata.co.jp/research/doc/award_imai.pdf

以上、観光による地域活性化の懸賞論文受賞のお知らせでした。


受賞時、盾と目録をいただきました!

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