誰よりも数こなしたことってありませんか？そこにあなた自身の独自の価値がある

Facebookの個人情報のところに「好きな言葉」を書く欄があります。

Facebookプロフィール「好きな言葉」より

いくつか書いている中に私、以下の文言を書いています。

誰でもできることを
誰もできないぐらいやり続けたら
圧倒的になれる。

大好きな言葉です。

自分が誰よりもやり続けた事。過去の自分の経験の中から洗い出すことも可能です。あるいは、なければこれから作ることも可能です。

おはようございます！普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク（@kasumi_kadoya）です！

そんな「継続」をテーマにした気づきのあるコラムをネットで２件、続けて読みました。なんと、その内容は「餃子」と「SEX」です（笑）。

１年間同じものを食べ続ける？

皆さんは１年３６５日毎日餃子を食べ続けることはできますか？

いきなりの質問ですよね。それをされた方のコラムを見かけたので。

365日餃子を食べてSNSにアップし続ける男に「餃子のうまい店でベストナイン」を組んでもらった

この中でさとなおさん（佐藤尚之氏）のコメントが掲載されていました。

「いきなり100万人に1人の存在にはなれないけれど、何か1つの事を毎日続けていれば、その領域で”100分の1”の存在になることはできる。”100分の1”を3つ持っていれば100万人に1人代え難い存在になれる。100分の1をたくさん持っておくとゆくゆく人生が良くなるぞ」

https://t.co/Z4UFCt2rDi #メシ通

— ガク＠民宿かどや（今井学） (@kasumi_kadoya) 2019年2月25日

１００人に一人しかやっていないことを３つ持っていれば、１００万人に一人の個性を持てるということ。

「３６５日餃子を食べ続けた」という行為も普通の人はやらない個性（笑）。

人がやらないことをやれば、１年間毎日同じものを食べた、ということすら今すぐにできる”個性”の作り方なのです。

９千人の女性と〇〇〇すると・・・

一方で普通の人が経験しない場数を踏む？！ことで達観できることもある。この話、受け入れることはできませんが、言っていることの意味はよくわかるし、経験者でないとわからない領域なんだろうな、と思います。

Twitterでお友達のイトーちゃんが紹介していたこちらのコラム。

この男優さんめちゃめちゃ真っ当なこと言ってるなあ。常識とか既成概念とかとっぱらって考えるとこういう思考も一理あるのだと思います。だからってそれが良しとされるかどうかはわからないけど…。 https://t.co/vdKGex7hH5

— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) 2019年2月25日

９千人の女性とSEXしたAV男優だからこそ達観した考え方。

「愛情と感情を切り離す」

多分一般人には我々にはできない。経験者だから言える事、できる事。そこに数こなした（という言い方が不適切な事例ですがｆ＾＾；）人だからこそ言える考え方です。

ちなみに先述のTwitter投稿でイトーちゃんと私のツイートのやり取りが面白いです。

興味のある方はツイートを追っかけてみて下さい（笑）。

数こなしたことのあること。後からでもできること。

自分に置き換えて自分が数こなしたことのあることをピックアップしてみたいと思います。例えばサラリーマン時代。私は電機メーカーの営業マンでした。営業とは訪問件数や電話件数という、売上をあげる前の段階の行動指標があります。ここでありえない目標を１ヶ月だけ立ててやってみる、ということに若手営業マン時代によく挑戦しました。１か月間だけ毎日電話を１００件かけるとか、１ヶ月で１００軒訪問するとか。

それによって、無駄と効果のバランスがわかったような気がします。

ダイビングインストラクター時代。体験ダイビングを１０００人以上、ダイバー認定講習を５００人以上やりました。

ある認定団体だけでの
インストラクターとしての
認定数

それによって、参加者がどんな時に不安を持ち、どうリカバリーしてあげればよいかがわかるようになりました。

「教える」ことに数・経験は重要
そこからの気づきから「教え方」を
アップデートして行くことはさらに重要

２０代の時、水泳のクロールで早くなりたい、と思った時「毎日ビート板でのバタ足１０００ｍを週３回半月続ければ早くなるよ」と、教えてもらい、実践してみると確かにその通りに早くなりました。

ただ、半年バタ足週３回を続けられる人はそうそういないかもしれません（笑）。

自分のビジネスにおいてはそんな数体験ってありますよね。最近ですと・・・

ブログを毎日更新。２千記事以上書いた。これは宿ブログのこと。このブログも年内に千件到達しそうです。

メッセージシートを宿の客室に置き、お客様の声を千件以上集めた。お客様の声ブログです。

たった８室の宿が僅かな期間で
クチコミ千件集めると価値になる

天声人語の書き写しを３年３か月続けた。これが自分のライティングのベースと自信になっているのは言うまでもありません。

「３年も続けられる人いないって」と言われた（笑）
そう言われるということは”価値”ですね

こうやってみると、気がつくと到達していた事、意図的に挑戦した事、それぞれあります。誰にだってあるはずです。

そんなのないよ、と言われるかもしれませんが、例えば、自分の商売の中にならば誰でもあるはずです。例えば私、この２０年間冬は毎年カニをさばいています。１日５０ぱい１シーズンで１００日さばいたとすると５千ばい。これを２０年続けているわけですから私、少なく見積もっても１０万ばいのカニを自分の人生においてさばいています。

この辺の民宿の親父なら当たり前なことですが、全国民の中で見ればレアな存在です。１００人のうちの一人にはなっているでしょう。

この考え方は料理人さんなら誰でも持っていますよね。中華料理屋さんだったら年間１万個餃子を焼いた、クリーニング屋さんだったら年間１万枚のシャツを洗った、みたいな。

それだって、自分では当たり前の事でも、他の異業種の人は経験していない数をこなした”価値”なのです。

数こなしたことから知り得た真理・本質を言語化しよう

職業としては当たり前かもしれませんが、それを１００人に一人として３つぐらいを組み合わせる。更に言えば、数こなしたことからの真理、本質を言語化する。

誰でもできる事を誰もがやっていない数をこなしていたら、そこから知り得た本質を言語化してみましょう。そこにあなた独自の価値が眠っています。いわゆるUSPもここにあります。

まとめるとこんな感じです。

自分が過去に数こなしてきたことから
得られた教訓、真理、本質を言語化してみよう

「知識」として知っていることと「体験」として知っていることは明確に違います。そんな中で「言語化する」というところが肝です。この部分だけでもまたがっつりお話できるのですが、今日は「数こなす」の部分がテーマですのでこれぐらいで。

あなたがこれまでの人生の中で「数こなしたこと」って何ですか？まずは何かを収集したとか、ゲームやギャンブルにハマってこんなにお金を使ってしまった、でも良いと思います。負の経験であってもそこには数こなしたからこそ分かる気づきがあるはずです。思いつかないならば、今から数こなせそうなことを考え、実行してみましょう。

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