何かを止めた上で新しいことに挑戦しなければ、良い方向へは進みません。

地域活性化

昨日のブログ、沢山のアクセスをいただきました。ありがとうございます。

日本の企業には「叱って教える」という悪しき文化が根付いています。部活のノリ、体育会系のノリ、もっと言えば軍隊のノリが残っているのでしょうか。人口減少社会であるとともに、圧倒的多数の高齢者と少数の若者の比率の中、「叱って教える」スタイルで若者を縛り付けることはできません。昨日のブログ記事が参考になれば幸いです。

日本における若者の人手不足は我々世代以上の「教え方」「叱り方」に原因がある

 

おはようございます!普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク(@kasumi_kadoya)です!

さて、昨日そうは書いたものの、叱り方を変えるって難しいだろうなぁーって思います。人は考え方ややり方を変えるのが苦手だからです。


叱って教える習慣はなかなか変えられない

ビジネスでうまくいく人はサッと考え方ややり方を変えられる人なんですね。教え方、叱り方だけでなく、一般的なビジネス活動においても同様です。

新しいことをやる時は これまでやっていたことを一つ止める事

「これをやればうまくいきますよ。」

「今はこれがお勧めですよ。」

と、提案した時、

「それをやる時間がないんだよなぁー」

と言われること、よくあります。まあ、ブログとかSNSは毎日続けなければ効果が出てこないものですから、なかなか行動に移せません。

例えば、コムサポがGoogleマイビジネスをお勧めしている理由は2点。

・時間をかけるのは最初の詳細設定の時のみ。後はクチコミ・質問対応ぐらい。日々の管理が楽

・これからの時代を想像した時、Googleファーストの時代がやってくる可能性が高い。今のうちにGoogle内に自社の基盤を持っておく必要がある。かつ、学んでおくべきはGoogle。

以上の理由からです。でも、人って最初の一歩目がなかなか踏み出せない。だから、Googleマイビジネスの情報整理をやろうとしない。「このビジネスのオーナーですか?」に対して登録すらしない。


最低限オーナー登録は行うこと

と、導入しやすいツールをお勧めしてもなかなかやらない人の方が圧倒的に多いです。

私は新しいことをやる時はその”将来性”を見ることが大切と感じています。


流行り廃りではなく将来性を

Instagramが流行っているから。今だとTiktokが流行っているから。自分が楽しんでやる分には構いませんが、流行りに乗せられてやっても手遅れです。万人がやってうまくいくツールはありません。どうせやるのであれば、近い将来確実に必要になるツールを今から学んでおくという感覚が大切です。

時間がなくてできない、というのであれば、今やっている何かを止めましょう。止める踏ん切りがつかない場合、なぜ、止められないのかを考えてみましょう。私が過去の自分の体験から今やっていることを止められない理由は2つあります。

止めると今よりも数字が落ちるのではないか。

これ、集客とかだと気持ちはよくわかります。私の場合、この「止めるかどうか悩む」というのをじゃらんnetで経験させていただきました。

10年前まで、雑誌の関西じゃらんに広告を出していました。


月20万円以上していた広告代

Web予約が明らかに増え、「雑誌を見て」という予約は減っていた。そもそも、雑誌で集客というのは毎月新規顧客を探している状態だったんだな、と今ならばよくわかるのですが、当時は必死でした。

これを止めるともっとお客様が減らないか。とても不安でした。

「雑誌を止めると、じゃらんnetの売上も落ちますよ!」

と営業担当に脅されると止めるに止められない・・・。最初はそうでした。

結果、思い切って雑誌掲載を止めても特に影響は出ず。続いてその数年後には販促サポートパックも終了。これを止める時もドキドキしました(笑)。じゃらんnetは楽天トラベルでは無償提供されているフォトギャラリーやブログ、メルマガ機能が有料なのです。


「この機能なしで本当に大丈夫?」という不安

ただ、この時はそもそもじゃらんnetからの予約のお客様は元々当館のお客様で、PPC広告によって予約動線が直予約からじゃらんnet経由に変えられているだけではないか、という疑いを持っていました。

案の定、販促パックを止めても大きな影響は出ませんでした。その後2年ほどじゃらんnetに部屋提供をしていましたが、結局部屋提供自体も止めました。

いきなりじゃらんでの集客を止めたわけではないです。雑誌→サポートパック→部屋提供と、段階的に止めていって、代わりに新しいことをやりました。雑誌を止めた時は楽天トラベルへの参画を本気で始めました。まだ、年間30万円ぐらいしか売上がなかった頃、思い切ってカスタマイズページを作ったんですね。翌年楽天トラベルから1千万円以上の売上があり、いきなり楽天トラベルアワード2010を受賞しました。雑誌じゃらん分を見事に補てんしてくれ、じゃらんnetからの売上も抜いてくれました。

あの時、結構なお金がかかりましたが、お金をかけてカスタマイズページを作ると決心したのは大当たりでした。

販促サポートパックを止めた時はブログSEOという集客方法を知り、その為に2012年からスタートしたワードプレスブログが軌道に乗り出し、3年ほどで自社サイトのアクセス数が2千アクセス以上/日に急上昇した時です。そしてじゃらんnet自体を止めた時はスマートフォンサイトを制作、これからはスマホファーストの部分にお金をかけるべき、と判断しました。

つまり、ただ止めたのではなく、新しいことに挑戦するのとセットで止めていたのです。


これからは「タップで電話」での
予約が増えると予想した

根拠のある新しいことに挑戦しているわけですからマイナスは起こりませんでした。漠然とした不安で止めないことこそ、お金と時間の無駄です。その時代時代で次の集客手段はこれ、とその時点での斜陽な集客手段を捨て、新たな挑戦をしたのがよかったのだと思います。まだ業界内で多くの方が実践していないことを先に行動できたのが大きかったです。

ちょっと先の未来で大きな効果を得られることを今のうちにやっておく。繰り返しますが、今コムサポがGoogleに力を入れているのは2,3年後にはGoogleが今の影響力以上になっていると予想しているからです。

今と違うことをやるのが面倒くさい 今の仕事内容のままで売上を向上させたい

今やっていることを止めると売上が落ちるかも知れないという不安以外にもう一つやらない理由として考えられます。非常にシンプルな理由。

新しいことをやるのは面倒くさいから。

今と違うことをやるのにはエネルギーがいります。会社員で言えば、転職するようなものです。ゼロから商品知識や人間関係を構築しなければならない。集客方法にせよ、営業方法にせよ、やり方を変えるのは、日々の生活リズムも変わるほどの大変さがあります。

これを面倒くさい、後回し、先送りしたいという感情を人ってどうしても持ってしまうんですよね。でも、これを「やる」と決める。

例えば今、消費税10%を10月に控えています。軽減税率も導入されるため、フロント会計ソフトも更新しなければなりません。だったら、会計ソフトもクラウドタイプにして自動的に連動できないか。宿の場合、予約サイトからの予約がそのまま入力された状態にできないか。


現在、様々な連携サービスを模索中

全てを連想させて入力の簡素化やミスを防げないか。今、本気でその方向で動いています。正直、めんどくさいです(笑)。でも、ここで最新の仕組みを作っておけば来年以降むちゃくちゃ楽になるし、マーケティングデータもとりやすくなると期待しています。

地方だと頑なに外国人観光客の受け入れを拒否されるサービス事業者も多いです。勿論、売上に問題がなければそれでよいのですが、下がっているのであれば、そもそものお客様層を変えて行かなければならない時期に来ているのかもしれません。


明日は地元でこのセミナーに参加予定

でも、新たな環境に身を置いて仕事をするのは嫌だ、面倒くさいって思ってしまうと現状より下がることはあっても良くするどころか維持もできないわけです。下がって当たり前なんですね。

今の仕事内容のままで売上を向上させたいは無理です!!何か新しいことに挑戦し、そのために何かを止めなければ、良い方向には進みません。売上は上がらないのです。

 

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