スイスでは嫁姑問題が起こらない?!☆観光カリスマ山田桂一郎先生/豊岡市日高町講演

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今年、リアルでお会いし、最もお話を聞いた先生。

2位はファシリテーションのまーきー@青木将幸さん。4回受講しています。

1位は観光カリスマの山田桂一郎先生。和歌山大学観光学部の夏季集中講座も含め、春、夏、秋6回受講しました。

観光、地方創生。そしてマーケティングを総括してお話が聞ける。たくさんたくさん学び、私の言動に大きな影響をいただいています。

久し振りに大学の講座ではなく、「地域講演」としてお話を、しかも自分の地元で聞くと、これまでお聞きしたことのある事例ばかりでも、捉え方や気づきが異なるのが不思議です。

今日はそんな視点から地元豊岡市で開催された講演を振り返りたいと思います。


選ばれ続ける地域となるために

おはようございます!普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク(@kasumi_kadoya)です!

今回は講座ではなく講演。スライドの枚数も少なく、楽しく聞かせていただきました。その中で特に印象に残った言葉から振り返りを広げていきますね。

スイスでは嫁姑問題が起こらない

スイスでは「嫁姑問題」が起こらない。

なかなか衝撃的な言葉ですよね。

この言葉と地域活性化とどのように関係があるのでしょう。

順を追って説明しますね。

そもそも、なぜ嫁姑問題って起こるのでしょうか。

日本では家々の価値観があります。

地域の価値観もある。

嫁いだ奥さんはそれに従わなければならない暗黙のルールがある。

ともすれば、奥さん側の宗教を改宗しなければならないことも。

その際、姑側は嫁に「常識を教える」という。

その家や地域の常識であって、グローバルな常識じゃないんですけどね。

それに従えない、あるいはおかしいと反発した瞬間に嫁姑問題がはじまる。

こんな感じでしょうか。


表面上起こっていなくても感情面で
起こっている場合もある

では、なぜスイスでは嫁姑問題は起こらないのでしょう。

スイスという国は州や村によって文化や風土が異なるのは当たり前。九州ほどの面積に4種の公用語(ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語)があり、言葉も異なります。

『お互いの価値観、考え方が違うことが当たり前』という感覚からスタートするのです。

つまり、日本人から見れば、隣の市町の人と結婚する場合でも国際結婚をするというようなイメージでしょうか。

日本の嫁姑問題の本質は

常識を知らない嫁は非常識

常識を姑が嫁に教えてあげている

ともすれば、

近頃の若い嫁は・・・

という昔の価値観、地域の価値観に引っ張られている部分があります。

でもスイスでは、出身集落が異なれば価値観や考え方が異なるのは当たり前。嫁ぎ先の風習や価値観を知らなくて当然。多様性を受け入れる度量が広いんですね。

地域活動でも同じことが言える

これは男性同士、他人同士でも同じことが言えるそうです。

例えば日本の場合、集落で様々な提案、新しい挑戦を誰かがしても、反対意見を持っている人は協力しないどころか、ともすれば邪魔することもある。

反対する理由がその活動の内容の良し悪しではなく、「実行者のあいつが嫌いだから」という好き嫌いで判断することが多い。

その為、地域全体での合意形成が非常に難しいのです。

一方、スイスでは、例えば観光協会長と市長(町長)が例え個人的に無茶苦茶仲が悪かったとしても、決めた政策に対してはお互い協力することを惜しまない。地域を良くすることに関しては、自分の感情論は抜きにして、是々非々で行動する風土があります。


日本では地域全体での合意形成は難しい

そもそも日本の場合、世代や立場が異なる人同士の合意形成が非常に難しい。

合意形成ができるまで行動を止めていたら何も始まりません。まずは少人数でも良いので、志が同じ人だけで集まり、小さく始めてみる。軌道に乗れば参加したい人が集まってくる。

うまくいくとすれば、そんな感じなんじゃないでしょうか。

多様性を受け入れる「わかりあえないことから」

今回、会場となった豊岡市日高町にある豊岡市商工会館は間もなく平田オリザさん率いる劇団の拠点となります。

一昨日講演を行った会場は稽古場となります。

奇しくも何度かお聞きしたオリザさんの講演でも同じようなことを言われていました。

オリザさんの講演のベースはいつも演劇を活用したコミュニケーション論です。多様な人たちが交流していくこれからの時代、コミュニケーションの本質はお互いの価値観の違いを受け入れる事が重要、と。

お互いの価値観を受け入れるのではありません。お互いの価値観に違いがあることを受け入れるのです。

この本が詳しいです。

―いま、本当に必要なこと―

(前略)経団連の調査によりますと、企業が新卒採用にあたって最も重視している能力は、9年連続で「コミュニケーション能力」(80%超)がトップです。「語学力」はここ数年、6%程度に過ぎません。

たしかに中高年の多くの管理職の人たちは、「近頃の若者はコミュニケーション能力がない」と嘆いています。

しかし、近頃の若者に「コミュニケーション能力がない」というのは、本当なのでしょうか。

そもそも、現在、企業が要求するコミュニケーション能力とは、「グローバル・コミュニケーション・スキル」=「異文化理解能力」です。つまり、グローバルな経済環境の中においても価値観や文化が異なる人の意見を理解した上で、自らの考えを主張して説得したり、妥協点を見いだしたりすることができることです。

ところが、実は日本の企業は、自分たちも気がつかないうちに、別のコミュニケーション能力を求めています。それは、「上司の意図を察して機敏に行動する」「会議の空気を読んで反対意見はいわない」といった従来型のコミュニケーション能力です。

※上記Amazonの書籍解説から引用

わかりあえないことから始める。

地域の為、ビジネスのために新たな活動をしていくことは重要です。

でも必ず妨害というか、壁にぶち当たります。

その時、相手を敵視して戦うのではなく、

新たな価値観に対する抵抗が起こるのはごく当たり前のこと

と、理解した上で行動することがまずは大切なのではないでしょうか。

桂一郎先生の講演をオリザさんを迎え入れた日高町で開催することに私は何だか縁というか、意味を感じました。(お二人とも但馬地域専門職大学設立準備委員会委員でもあります)

人は、基本的に性怠惰

講演の話に戻ります。

人って基本的に変化に対して抗う気持ちの方が強いんですよね。

人は、性善だが・・・

基本的に性怠惰・・・

日々、何をしていても大きく変わらないのならば、危機感も変わらず、努力もしない。余計なことしたくない。

なので、何か新しいことをする時、邪魔する人が出てくることは想定内なのです。

行動阻害要因がある上で行動すること。

このことが改めて大切なんだなぁと感じました。

わかりあえないことからスタートする。

合意形成は難しいことを認識した上でスタートする。

何か新しいことを始める際の心構えです。

そんなことを改めて感じた講演でした。


桂一郎先生、今回もありがとうございました!

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コムサポートオフィス代表
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普段は民宿の親父、時々ダイビングインストラクターです。昭和42年生まれのアラフィフ。8年間のサラリーマン生活の後、実家の民宿を継ぐ。一時は1億あった借金を8室の小さな民宿で返済。田舎の小さな事業者は、お金をかけなくてもお客様に喜んでいただいてなおかつしっかりと利益のとれる商いをしないといけません。そのために役立つ情報を日々発信していきます。

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